秋山彦の館

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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秋山彦の館(あきやまひこのやかた)は、霊界物語に登場する館。由良の港国司である秋山彦が住む館のこと。

目次

概要

関連人物

主なエピソード

第16巻/大江山のバラモン軍の襲来

亀彦が秋山彦の館を訪れると、奥の間に神素盞嗚大神国武彦が控えていた。すると鬼彦大江山バラモン軍が襲来し、秋山彦が捕まってしまう。亀彦は助けに行こうとするが、何故か国武彦はそれを制止する。秋山彦が無事に戻って来た。実はこれは作戦で、鬼武彦の神術によって捕まったように見せかけたのだった。素尊由良の港から船(世継王丸)に乗り由良川を溯って綾の聖地へ向かう。〔第16巻第3章門番の夢#第5章秋山館#

第16巻/高姫が如意宝珠の玉を呑み込む

高姫と部下の青彦は秋山彦の館を訪れ、冠島沓島の宝庫の鍵を盗み出す。〔第16巻第11章宝庫の鍵#

(舟で冠島へ行って如意宝珠の玉を盗むが、追って来た亀彦鬼武彦に捕まり、秋山彦の館に連れ戻される。)

高姫は秋山彦の館で如意宝珠の玉を呑み込んでしまい、白煙と化して逃げてしまった。〔第16巻第14章鵜呑鷹#

第26巻/麻邇宝珠の玉

竜宮島から五個の麻邇宝珠を持ち帰って来た梅子姫一行が、八咫烏に乗り、由良の港の秋山彦の館の庭に舞い降りてきた。玉は神前に安置されるが、素盞嗚尊は何故かこっそり玉が入った柳筥を他の筥とすり替えてしまう。神業奉仕者がそれぞれ歌を詠み合った後、筥は神輿に納められ船で由良川を溯り綾の聖地へ運ばれた。〔第26巻第1章麻邇の玉#第9章生言霊#

第33巻/麻邇宝珠の隠し場所を高姫に教える

高砂島から帰国した高姫鷹依姫一行が由良の港の秋山彦の館に到着した。秋山彦は五個の麻邇宝珠の御用について、その因縁を説き明かした。また筑紫の島から帰って来た黒姫も到着した。秋山彦は神素盞嗚尊の神書を読み上げる。そして高姫に沓島の鍵を渡し、4人(高姫黒姫鷹依姫竜国別)に沓島に渡り、麻邇宝珠の4個の玉を聖地へ持って行くよう命じた。〔第33巻第17章感謝の涙#第18章神風清#

光照殿の門

天恩郷光照殿の門は、王仁三郎の指示により、秋山彦の館の門に形どって造られた。〔『新月の光』[2]

脚注

  1. 使用回数は、秋山彦の館(17回)、秋山彦館(4回)、秋山館(3回)
  2. 新月の光0086「光照殿の門(天恩郷)」:「「秋山館の門に形どって造る」と指示されて造られた」、新月の光0109「光照殿(亀岡天恩郷)の中庭に立って門をさして繰り返して申された。「よう見とけ、よう見とけよ。秋山館とそっくりやで」」