大雲山
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大雲山(たいうんざん)は、
(1) 霊界物語に登場する山。月の国ハルナの都の近くにある。
(2) 霊界物語第40巻第1章の章題。
本ページでは(1)について解説する。
- 初出:第39巻第1章「大黒主」#
- バラモン教の大教主・大黒主は、ハルナの都に大殿堂を建て、都の近くの兀山(こつざん)[1]の中腹には大岩窟を造り住み家とした。その兀山は大雲山と名づけられた。[2]
- 今から十万年前に世界的大地震があり、今のインドは非常な高原であったがその時に大きく降下してしまった。ハルナの都は海底深く沈没してしまった。その時代の大雲山の山頂が、今のボンベイ(インドの首都。1995年にムンバイと改称された)に当たっている。[3]
エピソード
- 大黒主は大雲山の岩窟にバラモン教の幹部を集め、勢力が拡大している三五教とウラル教を殲滅するための会議を開いた。石生能姫によって、イソの館の三五教へは左守・鬼春別が、カルマタ国のウラル教へは大足別が軍勢を率いて出陣することになった。(大雲山が舞台となるのはここだけで、後は名前だけの登場となる)[4]
- 妖幻坊は大雲山の兇霊で、獅子・虎両性の妖怪。三五教の杢助(イソ館の総務)だと偽り、高姫と結婚する。[5]