冠島沓島 (曖昧さ回避)
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冠島沓島(おしま めしま)は、
- 若狭湾にある無人島。国常立尊と部下の神々が隠退されていた島。現実の冠島沓島。→「冠島沓島 (おしまめしま)」を見よ
- 霊界物語で、自転倒島の冠島(かんむりじま)と沓島(くつじま)のこと。太古の冠島沓島。→「冠島沓島 (かんむりじまくつじま)」を見よ
- 霊界物語で、現代のオーストラリア大陸とニュージーランドのこと。→「竜宮島 (豪大陸)」「ニュージーランド」を見よ
霊界物語における区別
霊界物語において、上記3種類の冠島と沓島が登場するためその区別がややこしい。
序文や回顧歌、讃美歌、余白歌等を除き、大ざっぱに言って次のようになる。
- 現実の冠島沓島が出るのは、自叙伝の第38巻。
- 太古の冠島沓島が出るのは、第16~33巻。
- オーストラリア大陸やニュージーランドが冠島沓島と呼ばれるのは、第1~7巻。
三個の宝珠が隠された島
「冠島」「沓島」や「竜宮島」「鬼門島」が最初に登場するのは、第1巻第35章「一輪の秘密」#・第36章「一輪の仕組」#だが、ここで「潮満の珠」「潮干の珠」や「真澄の珠」が秘された島は、自転倒島の冠島沓島ではなく、現代のオーストラリア大陸とニュージーランドであることが、第7巻第21章「飲めぬ酒」#に記されている。
日の出神が船で筑紫島に向かう途中、天候不順のため竜宮島(豪州)に一ヵ月ほど逗留していた。「この島は潮満、潮干の玉を秘めかくされ、豊玉姫神、玉依姫神これを守護し給ひつつありしが、世界大洪水以前に、ウラル彦の率ゆる軍勢の為に玉は占領され、二柱の女神は遠く東に逃れて、天の真名井の冠島、沓島に隠れたまひし因縁深き嶋なりける」。
つまりこの三個の宝珠は、最初はオーストラリア・ニュージーランドに秘されたが、その後「天の真名井」(日本海)の冠島沓島に遷されたということになる。
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