「キヨの湖」の版間の差分
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* キヨの湖の東に[[木国]](きくに)、西に[[照国]](てるくに)、北に[[テルモン山]]、南に[[イヅミの国]]がある。<ref>{{rm|58|13|兎耳}}:[[イール]]の歌「西は照国東は木国 北はテルモン南はイヅミ 中に漂ふキヨの湖」</ref> | * キヨの湖の東に[[木国]](きくに)、西に[[照国]](てるくに)、北に[[テルモン山]]、南に[[イヅミの国]]がある。<ref>{{rm|58|13|兎耳}}:[[イール]]の歌「西は照国東は木国 北はテルモン南はイヅミ 中に漂ふキヨの湖」</ref> | ||
* 東西100里、南北200里の大きな湖で、大小12の島がある。<ref>{{rm|58|7|神船}}:[[三千彦]]の歌「此処は名に負ふテルモン湖 東西百里南北は 二百里ありと聞き及ぶ」、{{rm|60|1|清浄車}}:「東西百里南北二百里、広袤二万方里のキヨメの湖は、大小十二の島を泛べて鏡の如く照り輝いてゐる。北方の雲間にボカされたやうなテルモン山が水鏡を覗いてゐる」、他</ref> | * 東西100里、南北200里の大きな湖で、大小12の島がある。<ref>{{rm|58|7|神船}}:[[三千彦]]の歌「此処は名に負ふテルモン湖 東西百里南北は 二百里ありと聞き及ぶ」、{{rm|60|1|清浄車}}:「東西百里南北二百里、広袤二万方里のキヨメの湖は、大小十二の島を泛べて鏡の如く照り輝いてゐる。北方の雲間にボカされたやうなテルモン山が水鏡を覗いてゐる」、他</ref> | ||
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* 玉国別一行が乗った初稚丸は[[ツミの島]]で、遭難したバラモン軍の3人([[ヤッコス]]、[[ハール]]、[[サボール]])と罪人の2人([[ダル]]、[[メート]])の計5人を救出して、再び南へと進んで行く。〔{{rm|58|8|孤島}}〕 | * 玉国別一行が乗った初稚丸は[[ツミの島]]で、遭難したバラモン軍の3人([[ヤッコス]]、[[ハール]]、[[サボール]])と罪人の2人([[ダル]]、[[メート]])の計5人を救出して、再び南へと進んで行く。〔{{rm|58|8|孤島}}〕 | ||
* 初稚姫の行く手に7~8艘の海賊船が現れる。玉国別に船を任せられたヤッコスは進路を西南に向け逃げるが、海賊船に追いつかれてしまう。海賊の大親分をしているヤッコスは、海賊船に「北から三五教の宣伝使がやって来るからそいつらを捕縛しろ」とウソをつくと、海賊船はそれを信じて北へ向かって行った。〔{{rm|58|10|報恩}}〕 | * 初稚姫の行く手に7~8艘の海賊船が現れる。玉国別に船を任せられたヤッコスは進路を西南に向け逃げるが、海賊船に追いつかれてしまう。海賊の大親分をしているヤッコスは、海賊船に「北から三五教の宣伝使がやって来るからそいつらを捕縛しろ」とウソをつくと、海賊船はそれを信じて北へ向かって行った。〔{{rm|58|10|報恩}}〕 | ||
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* [[フクの島]]で、遭難していた[[アンチー]](バーチルのしもべ)を救出する。〔{{rm|58|17|怪物}}〕 | * [[フクの島]]で、遭難していた[[アンチー]](バーチルのしもべ)を救出する。〔{{rm|58|17|怪物}}〕 | ||
* 初稚丸は[[スマの浜辺]]に到着し、玉国別一行は上陸した。船頭の[[イール]]は[[キタの港]]へ向けて帰って行く。〔{{rm|58|20|酒談}}〕 | * 初稚丸は[[スマの浜辺]]に到着し、玉国別一行は上陸した。船頭の[[イール]]は[[キタの港]]へ向けて帰って行く。〔{{rm|58|20|酒談}}〕 | ||
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+ | 現実のインドの北端には、目立って大きな湖は存在しない。 | ||
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2019年5月4日 (土) 10:26時点における最新版
キヨの湖(きよのうみ)は、霊界物語に登場する湖。月の国の北端にある[1]。
概要
- 別名:テルモン湖(てるもんこ)(テルモン湖水、テルモンの湖水)
- 表記ゆれ:キヨメの湖(きよめのうみ) [2]
- 初出:第57巻第19章「抱月」#(テルモン湖)、第58巻第13章「兎耳」#(キヨの湖) …第58巻第14章「猩々島」#まで「テルモン~」(テルモンの湖水)という名前が出る。
- キヨの湖の東に木国(きくに)、西に照国(てるくに)、北にテルモン山、南にイヅミの国がある。[3]
- 東西100里、南北200里の大きな湖で、大小12の島がある。[4]
- アンブラック川が注いでいる。[5]
- キヨメの湖の底深く、サアガラ竜王という海竜が潜んでいる。[6]
主なエピソード
第58巻
- 玉国別の一行5人(他に三千彦、伊太彦、真純彦、デビス姫。他にスマート)はテルモン湖の畔で船頭を雇い、船でテルモン湖を南へ進んで行く。すると船底からワックスら4人(他にエキス、ヘルマン、エル)が現れて、5人を斬り殺そうとする。玉国別が天の数歌を奏上すると、突然暴風が吹き荒波となり船が揺れ動く。そこへ初稚姫が船(後に初稚丸と命名される)に乗って現れた。5人がそちらの船に乗り移ると、初稚姫はスマートに跨がって去ってしまう。〔第58巻第7章「神船」#〕
- 玉国別一行が乗った初稚丸はツミの島で、遭難したバラモン軍の3人(ヤッコス、ハール、サボール)と罪人の2人(ダル、メート)の計5人を救出して、再び南へと進んで行く。〔第58巻第8章「孤島」#〕
- 初稚姫の行く手に7~8艘の海賊船が現れる。玉国別に船を任せられたヤッコスは進路を西南に向け逃げるが、海賊船に追いつかれてしまう。海賊の大親分をしているヤッコスは、海賊船に「北から三五教の宣伝使がやって来るからそいつらを捕縛しろ」とウソをつくと、海賊船はそれを信じて北へ向かって行った。〔第58巻第10章「報恩」#〕
- 猩々ケ島で、遭難していたバーチル(イヅミの国のスマの里の里庄)を救出する。→詳細は「猩々ケ島」を見よ 〔第58巻第14章「猩々島」#~第15章「哀別」#〕
- フクの島で、遭難していたアンチー(バーチルのしもべ)を救出する。〔第58巻第17章「怪物」#〕
- 初稚丸はスマの浜辺に到着し、玉国別一行は上陸した。船頭のイールはキタの港へ向けて帰って行く。〔第58巻第20章「酒談」#〕
第60巻
- 伊太彦一行は20艘の船に乗り、猩々たちを救いに猩々ケ島に向かう。するとサアガラ竜王が湖底から現れ、猩々たちを喰らおうとしていた。伊太彦は天の数歌を唱えると海水は熱湯のように熱くなり、サアガラ竜王は苦しんで湖に沈んで行った。伊太彦は猩々たちを船に乗せ、スマの浜辺に帰る。〔第59巻第20章「海竜王」#〕
キヨの湖の中または近辺にある地名
- キタの港:キヨの湖の北岸にあると思われる港。
- ツミの島
- 猩々ケ島
- フクの島
- スマの浜、スマの浦、スマの磯
- スマの里:キヨの湖の南岸にある村。
- スマの港:キヨの港のこと。
- キヨの港:スマの里の近くにある港。
- キヨの関所
現実のキヨの湖
現実のインドの北端には、目立って大きな湖は存在しない。
脚注
- ↑ 第58巻第14章「猩々島」#:「印度の国の北端、テルモンの湖水を南に渡つたイヅミの国のスマの里に」
- ↑ 使用回数は、キヨの湖11回、キヨメの湖9回、テルモン湖9回
- ↑ 第58巻第13章「兎耳」#:イールの歌「西は照国東は木国 北はテルモン南はイヅミ 中に漂ふキヨの湖」
- ↑ 第58巻第7章「神船」#:三千彦の歌「此処は名に負ふテルモン湖 東西百里南北は 二百里ありと聞き及ぶ」、第60巻第1章「清浄車」#:「東西百里南北二百里、広袤二万方里のキヨメの湖は、大小十二の島を泛べて鏡の如く照り輝いてゐる。北方の雲間にボカされたやうなテルモン山が水鏡を覗いてゐる」、他
- ↑ 第57巻第19章「抱月」#:ケリナ姫のセリフ「あれはテルモン湖水と申してアンブラック川の水の落ち込む東西百里、南北二百里と称へらるる大湖水で厶います」
- ↑ 第59巻第20章「海竜王」#