「ニュージーランド」の版間の差分
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2018年7月30日 (月) 12:54時点における版
ニュージーランドは、霊界物語に登場する島。南洋の竜宮島の近くにある。
目次
概要
- 別名:沓島(くつじま)、鬼門島(きもんじま)
- 表記ゆれ:ニウジーランドの一つ島、ニユージランド、ニュージーランドの沓島(くつじま)
- 初出:第1巻第35章「一輪の秘密」#(沓島、鬼門島)、第7巻第17章「亀の背」#(ニウジーランドの一つ島)
- 冠島(竜宮島)は国祖の冠から成った島で、沓島(鬼門島、ニュージーランド)は国祖の沓(くつ)から成った島である。(下記第1巻のエピソードを参照)
主なエピソード
第1巻
【第1巻第35章「一輪の秘密」#~第36章「一輪の仕組」#】
国祖は沓島に真澄の珠を隠した。→詳細は「竜宮島 (豪大陸)#第1巻」を見よ
第7巻
日の出神一行が乗った船(船名不明)は筑紫の島に渡る途中、飲料水を補給するためニュージーランドに寄港した。この島は上陸が禁じられていたが、日の出神は祝姫と面那芸を従えて上陸し、海原彦神が鎮まる宮に詣で海上の無事を祈願した。風波の都合で船はニュージーランドに一ヶ月ばかり避難することとなった。
船中で田依彦、時彦、芳彦の三人は日の出神と再会し、油を絞られる。
(この後、船は竜宮島に向かう)
第24巻
【第24巻第4章「一洲の女王」#】
小糸姫が乗った小舟はニュージーランドの近くで荒波に呑まれ岩石に衝突して難破してしまった。そこへ五十子姫、梅子姫、宇豆姫、今子姫の4人が乗った小舟が現れて、小糸姫を救出する。漕ぎ手の2人の男(チャンキー、モンキー)の姿は見当たらなかった。一行は竜宮の一つ島へ向かう。
【第24巻第9章「神助の船」#~第10章「土人の歓迎」#】
(それから三年後)高姫、蜈蚣姫(小糸姫の母)らが乗った船は、ニュージーランドの手前で暴風に遭い、難を避けるため一つの岩島に漕ぎ寄せた。するとそこに2人の男(チャンキー、モンキー)がいた。舟が難破して小糸姫は死んだ(と思っている)と聞かされ、蜈蚣姫は泣き出す。にわかに波が高くなり船が流されてしまった。これは南洋のテンカオ島が地滑りのため海中に沈没したため一時的に波が高くなったのである。そこへ玉能姫らが乗った大きな船が現れて、高姫一行を救出する。蜈蚣姫は玉能姫から「小糸姫は竜宮島で女王となっている」と聞いて神に感謝する。
船はニュージーランドに着き、一行が上陸すると、島の人々は歓迎した。友彦は言葉が通じないのを幸い、大森林(玉の森)の木の上から出任せの言葉を叫んだ。それが島の人々には「玉能姫と初稚姫は尊い女神で、蜈蚣姫は一つ島の女王の母上だ」と聞こえ、この女3人は非常に歓待された。玉治別やスマートボールも樹上でデタラメな言葉を叫ぶ。すると島人たちは高姫を取り囲み尻をまくって馬鹿にした。
島人たちは豪華な船を持って来て、玉能姫、初稚姫、蜈蚣姫らを乗せた。玉治別らは今まで乗って来た船に乗った。島人たちは何故か高姫、チャンキー、モンキーを見苦しい泥船に乗せる。島人たちは船を漕いで竜宮の一つ島に案内した。
脚注
現実のニュージーランド
オーストラリア大陸の東方にある。北島と南島から成る。
若狭湾の沓島(めしま)も、北(釣鐘岩)と南の二つの島から成っている。
関連項目
- 竜宮島 (豪大陸):別名・冠島
- 冠島沓島 (曖昧さ回避)