「地恩郷別院」の版間の差分
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[[ファイル:地恩郷静生館歌碑1.jpg|thumb|地恩郷静生館歌碑]] | [[ファイル:地恩郷静生館歌碑1.jpg|thumb|地恩郷静生館歌碑]] | ||
'''地恩郷別院'''（ちおんきょう べついん）とは、島根県出雲市鹿園寺町（宍道湖の北西沿岸）にある[[大本]]の施設。戦前は別格別院<ref>「別格」が付くのは別院では地恩郷のみ。他に[[南海分院]]が「別格」だった。</ref> | '''地恩郷別院'''（ちおんきょう べついん）とは、島根県出雲市鹿園寺町（宍道湖の北西沿岸）にある[[大本]]の施設。戦前は別格別院<ref>「別格」が付くのは別院では地恩郷のみ。他に[[南海分院]]が「別格」だった。</ref>だった。また、'''静生館歌碑'''や'''大本神社'''があった。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
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昭和10年（1935年）2月21日、地恩郷静生館歌碑除幕式。王仁三郎臨席。 | 昭和10年（1935年）2月21日、地恩郷静生館歌碑除幕式。王仁三郎臨席。 | ||
昭和10年（1935年）12月8日、[[第二次大本事件]] | 昭和10年（1935年）12月8日、[[第二次大本事件]]勃発。王仁三郎は[[島根別院]]で検挙されたが、[[大国以都雄]]は宿泊先の地恩郷で検挙された。<ref>『大本島根本苑五十年史』713頁</ref> <ref>『[[真偽二道]]』204頁</ref> | ||
[[第二次大本事件]]によって破壊されたが、戦後再建された。 | [[第二次大本事件]]によって破壊されたが、戦後再建された。 | ||
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== 略歴 == | == 略歴 == | ||
[[ファイル:出口王仁三郎と澄子夫妻（昭和7年地恩郷）.jpg|thumb|昭和7年1月、巡教時の出口王仁三郎・澄子夫妻。]] | |||
{{inyou|大本地恩郷別院略歴 | {{inyou|大本地恩郷別院略歴 | ||
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== 歌碑 == | == 歌碑 == | ||
[[ファイル:地恩郷静生館歌碑の跡1.jpg|thumb|第二次事件で破壊された歌碑の跡]] | |||
歌碑に刻まれた歌は、昭和9年10月28日に王仁三郎が地恩郷を訪れた時に詠んだ歌で、次の2首である。<ref>『大本島根本苑五十年史』679頁、681頁</ref> | 昭和10年（1935年）2月21日に「地恩郷静生館歌碑」の除幕式が執行された。静生館（せいせいかん）とは地恩郷の宿舎の名。 | ||
歌碑に刻まれた歌は、昭和9年10月28日に王仁三郎が地恩郷を訪れた時に詠んだ歌で、次の2首である。<ref>『大本島根本苑五十年史』679頁、681頁</ref> <ref>『[[真如の光]]』昭和10年（1935年）3月25日号、2頁</ref> | |||
〈吾郷に立ち帰里多留許々地志天 地恩能安幾農那閑免に紫た流も〉（吾が郷に立ち帰りたる心地して 地恩の秋の眺めにしたるも） | 〈吾郷に立ち帰里多留許々地志天 地恩能安幾農那閑免に紫た流も〉（吾が郷に立ち帰りたる心地して 地恩の秋の眺めにしたるも） | ||
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== 大本神社 == | == 大本神社 == | ||
[[ファイル:大本神社の跡5.jpg|thumb|第二次事件で破壊された大本神社の跡]] | |||
昭和7年（1932年）1月26日、大本神社の鎮座祭が執行された。 | 昭和7年（1932年）1月26日、大本神社の鎮座祭が執行された。 | ||