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夜見の国
,'''夜見の国'''(よみのくに)は、[[霊界物語]]に登場する国。
# [[月界]]のこと。<ref>{{rm|4|44|虎の威}}:「ここに右の四神司は、[[国祖]]の厳命によりて、'''夜見の国なる月界'''に神退ひに退はれ、四魂合同して[[国大立命]]となり、[[月の大神]]の精霊に感じてふたたび地上に降り」</ref> <ref>{{is|23|大正8年2月20日}}:「大神様(注・素盞嗚尊のこと)も地の世界が厭に成り、[[月の大神]]様(注・ここではイザナミのこと)の守護遊ばす'''夜見の国'''へ行くと云ふ覚悟を遊ばしたのであるが」</ref>
# [[黄泉の国]](よみのくに)即ち「地中地汐の世界」<ref>{{rm|7|41|枯木の花}}:「伊邪那美命は、この世に愛想をつかし、火の神の為に'''夜見の国'''にお出ましになつたとかいふ事だ」、{{rm|8|24|盲目審神}}:「伊弉冊命の火の神を生みまして、'''黄泉国'''に至りましたるその御神慮は」、この二つの文から夜見の国と黄泉の国が同一の世界を指していることが分かる。</ref> <ref>{{rm|6|29|泣沢女}}:「伊邪那岐命は、伊邪那美命の'''黄泉国、すなはち地中地汐の世界'''に、地上の世界の混乱せるに驚き玉ひて逃げ帰り玉ひしを」</ref> →「[[黄泉国]]」を見よ
# [[常世の国]]のこと。ただし酔っ払いのセリフの中に出て来るので信憑性に疑問がある。<ref>{{rm|7|18|海原の宮}}:([[時彦]]が酒に酔っ払って話している)「[[国の御柱の神]](注・イザナミのこと)さまが[[根の国]]とかへ遁げて行つたと云つて、宣伝使とやらが騒いでゐるが、'''根の国とか、夜見の国とか云ふのは、常世の国のこと'''だい。きつと酒に浸つて酒池肉林といふ、贅沢三昧を遊ばして御座るのよ。俺らもその酒池肉林に逢ひたさに、可愛い女房を捨てて行くのぢやないかエーン」</ref>
== 概要 ==
* 初出:{{rm|4|44|虎の威}}
* 霊界物語に、全部で3回しか出ない。
== 脚注 ==
<references/>
== 関連項目 ==
* [[夜の食国]]
* [[月読命]]
{{デフォルトソート:よみのくに}}
[[Category:霊界物語の国]]
# [[月界]]のこと。<ref>{{rm|4|44|虎の威}}:「ここに右の四神司は、[[国祖]]の厳命によりて、'''夜見の国なる月界'''に神退ひに退はれ、四魂合同して[[国大立命]]となり、[[月の大神]]の精霊に感じてふたたび地上に降り」</ref> <ref>{{is|23|大正8年2月20日}}:「大神様(注・素盞嗚尊のこと)も地の世界が厭に成り、[[月の大神]]様(注・ここではイザナミのこと)の守護遊ばす'''夜見の国'''へ行くと云ふ覚悟を遊ばしたのであるが」</ref>
# [[黄泉の国]](よみのくに)即ち「地中地汐の世界」<ref>{{rm|7|41|枯木の花}}:「伊邪那美命は、この世に愛想をつかし、火の神の為に'''夜見の国'''にお出ましになつたとかいふ事だ」、{{rm|8|24|盲目審神}}:「伊弉冊命の火の神を生みまして、'''黄泉国'''に至りましたるその御神慮は」、この二つの文から夜見の国と黄泉の国が同一の世界を指していることが分かる。</ref> <ref>{{rm|6|29|泣沢女}}:「伊邪那岐命は、伊邪那美命の'''黄泉国、すなはち地中地汐の世界'''に、地上の世界の混乱せるに驚き玉ひて逃げ帰り玉ひしを」</ref> →「[[黄泉国]]」を見よ
# [[常世の国]]のこと。ただし酔っ払いのセリフの中に出て来るので信憑性に疑問がある。<ref>{{rm|7|18|海原の宮}}:([[時彦]]が酒に酔っ払って話している)「[[国の御柱の神]](注・イザナミのこと)さまが[[根の国]]とかへ遁げて行つたと云つて、宣伝使とやらが騒いでゐるが、'''根の国とか、夜見の国とか云ふのは、常世の国のこと'''だい。きつと酒に浸つて酒池肉林といふ、贅沢三昧を遊ばして御座るのよ。俺らもその酒池肉林に逢ひたさに、可愛い女房を捨てて行くのぢやないかエーン」</ref>
== 概要 ==
* 初出:{{rm|4|44|虎の威}}
* 霊界物語に、全部で3回しか出ない。
== 脚注 ==
<references/>
== 関連項目 ==
* [[夜の食国]]
* [[月読命]]
{{デフォルトソート:よみのくに}}
[[Category:霊界物語の国]]