夜見の国

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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夜見の国(よみのくに)は、霊界物語に登場する国。

  1. 月界のこと。[1] [2]
  2. 黄泉の国(よみのくに)即ち「地中地汐の世界」[3] [4] →「黄泉国」を見よ
  3. 常世の国のこと。ただし酔っ払いのセリフの中に出て来るので信憑性に疑問がある。[5]

概要

脚注

  1. 第4巻第44章虎の威#:「ここに右の四神司は、国祖の厳命によりて、夜見の国なる月界に神退ひに退はれ、四魂合同して国大立命となり、月の大神の精霊に感じてふたたび地上に降り」
  2. 伊都能売神諭 大正8年2月20日#:「大神様(注・素盞嗚尊のこと)も地の世界が厭に成り、月の大神様(注・ここではイザナミのこと)の守護遊ばす夜見の国へ行くと云ふ覚悟を遊ばしたのであるが」
  3. 第7巻第41章枯木の花#:「伊邪那美命は、この世に愛想をつかし、火の神の為に夜見の国にお出ましになつたとかいふ事だ」、第8巻第24章盲目審神#:「伊弉冊命の火の神を生みまして、黄泉国に至りましたるその御神慮は」、この二つの文から夜見の国と黄泉の国が同一の世界を指していることが分かる。
  4. 第6巻第29章泣沢女#:「伊邪那岐命は、伊邪那美命の黄泉国、すなはち地中地汐の世界に、地上の世界の混乱せるに驚き玉ひて逃げ帰り玉ひしを」
  5. 第7巻第18章海原の宮#:(時彦が酒に酔っ払って話している)「国の御柱の神(注・イザナミのこと)さまが根の国とかへ遁げて行つたと云つて、宣伝使とやらが騒いでゐるが、根の国とか、夜見の国とか云ふのは、常世の国のことだい。きつと酒に浸つて酒池肉林といふ、贅沢三昧を遊ばして御座るのよ。俺らもその酒池肉林に逢ひたさに、可愛い女房を捨てて行くのぢやないかエーン」

関連項目