21,339
回編集
差分
Jump to navigation
Jump to search
幽庁の大王
,→正体
と示されてあるのを初めて拝したときは、どうしても、今度の'''冥界にきたりて大王に対面したときの光景を、思ひ出さずにはをられなかつた。また教祖(注・[[出口直]]のこと)をはじめて拝顔したとき'''に、その優美にして温和、かつ慈愛に富める御面貌を見て、'''大王の御顔を思ひ出さずにはをられなかつた。'''|{{rm|1|7|幽庁の審判}} }}
{{Inyou|その時フト小さな家が眼前にあらはれてきた。その夫婦に八頭八尾の守護神が憑依してゐた。夫婦の話によれば、
『大神の命により神界旅行の人を幾人も捉へてみたが、真の人に会はなかつたが、はじめて今日目的の人に出会ひました。実は私は、'''地の高天原にあつて幽界を知ろしめす大王の肉身系統の者'''です。どうぞ貴方はこの道を北へ北へと取つていつて下さい、さうすれば'''大王に面会ができます'''。私が言伝をしたと言つて下さい』
と言つて頼む。(注・これは大本神業においては虎天堰の茶店で[[福島久子]]が[[上田喜三郎]]と邂逅し、綾部の[[出口直]]と会って欲しいと頼んだことを現す)|{{rm|1|16|神界旅行(三)}} }}