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* 初出:{{rm|29|14|カーリン丸}}
* [[第29巻]]だけに出る。
* {{rmsrm|29|13|愛流川||a346}}に「原野の中の大湖水」が登場するが、それが玉の湖である。ただし「玉の湖」という名前は出ない。
* 東西50里、南北35里ぐらいの大湖水。瓢箪を縦に割って半分を仰向けにしたような形をしている。<ref>{{rm|29|14|カーリン丸}}</ref>
翌朝、そこに神の姿をした石が立っていることに気づく。その石像の裏には、[[鷹依姫]]、[[竜国別]]、[[テーリスタン]]、[[カーリンス]]の一行4人が改心した記念にこの石像を刻んだことが記してあった。高姫は罪滅ぼしのために(高姫が、鷹依姫たちに黄金の玉を探すよう命じた)この石像を鷹依姫たちだと思って背負って行くことにする。「これが家々に、小さき地蔵を造り、屋敷の隅に、石を畳み、其上に祀ることとなつた濫觴である」。
高姫は石像を背負い、湖畔を東へと進んで行く。湖に、美しい五色の縦筋や横筋の入った魚がいた。玉の湖の錦魚(にしきうお)、別名・金魚と呼ぶ。高姫はこの魚を見て神様の御経綸を思い、経糸はジッとしていればよいのに、緯糸以上に藻掻くものだから、さっぱりワヤになってしまったのだ、と自分の行いを反省する。〔{{rm|29|13|愛流川}}~{{rms|29|14|カーリン丸}}〕
== 脚注 ==