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天祥山
,ページの作成:「'''天祥山'''(てんしょうざん)は、 (1) 霊界物語に登場する山。高砂島(南米)のハルの国(ブラジル)にある。<ref>{{rm|29|...」
'''天祥山'''(てんしょうざん)は、
(1) [[霊界物語]]に登場する山。高砂島(南米)のハルの国(ブラジル)にある。<ref>{{rm|29|19}}:「ブラジル国に名も高き 雲を圧してそそり立つ '''天祥山'''より落ちかかる 幾千丈の白滝に 高姫一行六人は」</ref>
(2) 霊界物語[[第29巻第18章]]の章題。
本ページでは(1)について解説する。
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初出:{{rm09|29|0002|総説}}、{{rms|29|16|波の響}}
* [[ゼムの町]]から2~3里離れた所にある。<ref>{{rms|29|16|波の響}}:「高姫一行四人はここに上陸し、ゼムの町を二三里許り隔てたる天祥山の大瀑布に御禊をなすべく」</ref>
* 山の入口から14~15町(1500~1600m)入った所に「[[ハンドの滝]]」と呼ぶ、ナイヤガラの滝に次ぐ大瀑布がある。<ref>{{rm|29|18|天祥山}}:「茲に一行六人は(略)早くも天祥山の山口に差かかつた。ハンドの滝迄は、まだ十四五丁の距離がある。され共ナイヤガラの瀑布に次いでの名高き大滝」</ref>
== 主なエピソード ==
[[第29巻]]第17章から第19章にかけて、天祥山(特に山中の[[ハンドの滝]])が舞台となる。
[[高姫]]一行が、アマゾンの「[[玉の森]]」で道に迷う[[鷹依姫]]一行を救うために、天祥山を乗り越えて玉の森へ向かって進んで行く話である。
* [[櫟ケ原]]で[[日の出姫]]([[木花姫命]]の化身)の訓誡によって心の底から改心した高姫は、鷹依姫たちに玉を探しに行けと命じたことを申し訳なく思い、懺悔する。そして鷹依姫一行のあとを追ってアマゾンの玉の森へ向かう。<ref>{{rm|29|12|悔悟の幕}}</ref>
* 高姫一行4人(他は[[ヨブ]]、[[常彦]]、[[春彦]])は[[ゼムの港]]に上陸し、御禊をするために天祥山のハンドの滝に進む。<ref>{{rm|29|16|波の響}}</ref>
* 一方、[[カーリン島]]の[[マール]]と[[ボール]]の2人は、改心して罪悪のお詫びをするため、天祥山のハンドの滝に身を打たせ、七日間の荒行を行った。その最中、モールバンドの怪獣が現れたが、[[鷹依姫]]の一行4人(他は[[竜国別]]、[[カーリンス]]、[[テーリスタン]])に助けられ、2人は鷹依姫に弟子入りした。2人は高姫の話を聞き、命の親である鷹依姫の仇(高姫)を討つことにする。2人が鷹依姫に助けられてちょうど一年後の日に、2人は[[ゼムの町]]で待ち構えていると、高姫一行が現れた。しかし2人はヨブに「鷹依姫が高砂島に来るように命じたのは高姫だ。高姫がいなかったら2人の命はなかった」と諭され、高姫は自分の罪を懺悔したので、2人の敵愾心は解ける。<ref>{{rm|29|17|途上の邂逅}}~{{rms|29|18|天祥山}}</ref>
* 一行6人はハンドの滝へ進む。マールに「鷹依姫の生霊」が懸かり、玉の森で迷っているので一時も早く来て神業を助けてくれと頼む。ここでマール、ボールと別れ、高姫一行4人は玉の森へ向かって進んで行く。<ref>{{rm|29|19|生霊の頼}}</ref>
== 脚注 ==
<references/>
== 関連項目 ==
* [[ハンドの滝]] - 天祥山にある大瀑布。ナイヤガラの滝に次いで名高き大滝。
[[Category:霊界物語の山|てんしようさん]]
(1) [[霊界物語]]に登場する山。高砂島(南米)のハルの国(ブラジル)にある。<ref>{{rm|29|19}}:「ブラジル国に名も高き 雲を圧してそそり立つ '''天祥山'''より落ちかかる 幾千丈の白滝に 高姫一行六人は」</ref>
(2) 霊界物語[[第29巻第18章]]の章題。
本ページでは(1)について解説する。
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初出:{{rm09|29|0002|総説}}、{{rms|29|16|波の響}}
* [[ゼムの町]]から2~3里離れた所にある。<ref>{{rms|29|16|波の響}}:「高姫一行四人はここに上陸し、ゼムの町を二三里許り隔てたる天祥山の大瀑布に御禊をなすべく」</ref>
* 山の入口から14~15町(1500~1600m)入った所に「[[ハンドの滝]]」と呼ぶ、ナイヤガラの滝に次ぐ大瀑布がある。<ref>{{rm|29|18|天祥山}}:「茲に一行六人は(略)早くも天祥山の山口に差かかつた。ハンドの滝迄は、まだ十四五丁の距離がある。され共ナイヤガラの瀑布に次いでの名高き大滝」</ref>
== 主なエピソード ==
[[第29巻]]第17章から第19章にかけて、天祥山(特に山中の[[ハンドの滝]])が舞台となる。
[[高姫]]一行が、アマゾンの「[[玉の森]]」で道に迷う[[鷹依姫]]一行を救うために、天祥山を乗り越えて玉の森へ向かって進んで行く話である。
* [[櫟ケ原]]で[[日の出姫]]([[木花姫命]]の化身)の訓誡によって心の底から改心した高姫は、鷹依姫たちに玉を探しに行けと命じたことを申し訳なく思い、懺悔する。そして鷹依姫一行のあとを追ってアマゾンの玉の森へ向かう。<ref>{{rm|29|12|悔悟の幕}}</ref>
* 高姫一行4人(他は[[ヨブ]]、[[常彦]]、[[春彦]])は[[ゼムの港]]に上陸し、御禊をするために天祥山のハンドの滝に進む。<ref>{{rm|29|16|波の響}}</ref>
* 一方、[[カーリン島]]の[[マール]]と[[ボール]]の2人は、改心して罪悪のお詫びをするため、天祥山のハンドの滝に身を打たせ、七日間の荒行を行った。その最中、モールバンドの怪獣が現れたが、[[鷹依姫]]の一行4人(他は[[竜国別]]、[[カーリンス]]、[[テーリスタン]])に助けられ、2人は鷹依姫に弟子入りした。2人は高姫の話を聞き、命の親である鷹依姫の仇(高姫)を討つことにする。2人が鷹依姫に助けられてちょうど一年後の日に、2人は[[ゼムの町]]で待ち構えていると、高姫一行が現れた。しかし2人はヨブに「鷹依姫が高砂島に来るように命じたのは高姫だ。高姫がいなかったら2人の命はなかった」と諭され、高姫は自分の罪を懺悔したので、2人の敵愾心は解ける。<ref>{{rm|29|17|途上の邂逅}}~{{rms|29|18|天祥山}}</ref>
* 一行6人はハンドの滝へ進む。マールに「鷹依姫の生霊」が懸かり、玉の森で迷っているので一時も早く来て神業を助けてくれと頼む。ここでマール、ボールと別れ、高姫一行4人は玉の森へ向かって進んで行く。<ref>{{rm|29|19|生霊の頼}}</ref>
== 脚注 ==
<references/>
== 関連項目 ==
* [[ハンドの滝]] - 天祥山にある大瀑布。ナイヤガラの滝に次いで名高き大滝。
[[Category:霊界物語の山|てんしようさん]]