21,338
回編集
差分
Jump to navigation
Jump to search
三つの玉
,編集の要約なし
この三つの玉は「神界における三種の神宝として、最も貴重なる物とせられて居る。此三つの玉を称して[[瑞の御霊]]と云ふ。此玉の納まる国<ref>つまり[[自転倒島]]。</ref>は、[[豊葦原の瑞穂国]]<ref>つまり地球上。</ref>を統一すべき神憲、惟神に備はつて居る」<ref name="rm2201" />。
高姫が呑み込んだ二個の玉(如意宝珠の玉、紫の玉)は後に吐き出す(第21巻<ref>{{rm|21|18|解決}}:「高姫の腰を一つエヽと声かけ打つた機に、ポイと口から飛んで出たのは'''紫の玉'''である。もう一つ左の手で腰を打つた機に飛んで出たのが'''如意宝珠の玉'''であつた」</ref>)。三つの玉は全て錦の宮に納まった)。三つの玉は全て[[錦の宮]]に納まった<ref name="rm2201_kotoyoriwake">{{rm|22|1|玉騒疑}}:「言依別命の神業に依りて、三種の神宝は錦の宮に納まり、いよいよ神政成就に着手し給はむとする時、国治立命と豊国姫命の命に依り、未だ時機尚早なれば、三千世界一度に開く梅の花の春を待ちて三箇の神宝を世に現はすべしとありければ、言依別命は私かに神命を奉じて、自転倒島の或地点に深く隠し給ひし御神業の由来を本巻に於て口述せむとす」</ref>。
言依別命の命で、黒姫は黄金の玉を、高姫は如意宝珠の玉と紫の玉を保管することになる。しかし三個とも紛失してしまい大騒ぎとなり<ref>玉の紛失が判明するシーンは、黒姫は{{rm|22|1|玉騒疑}}、高姫は{{rm|22|5|壇の浦}}。</ref>、海外に玉探しに出かけることになる(第22~25巻)。[[黒姫]]一行は[[第24巻]]で[[竜宮島]]に、[[第34巻]]で[[筑紫島]]に探しに行く<ref>筑紫島へは黄金の玉や[[麻邇宝珠]]を探しに行く。ただしそれは名目で実質は逃げた夫([[高山彦]])探しのためだった。</ref>。[[鷹依姫]]一行は[[第29巻]]で[[高砂島]]に探しに行く。