来勿止の関所
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来勿止の関所(くなどめのせきしょ)は、霊界物語に登場する館。高熊山の山口にある。
概要
- 表記ゆれ:来勿止の神の関所、来勿止館(くなどめやかた)、来勿止神の庵(くなどめのかみのいおり)
- 別称:山口の関所(この山口とは高熊山の山口のこと)
- 色々な呼び方をされているが名前はそれぞれ1回ずつ出るだけ。
- 初出:第19巻第14章「声の在所」#
- 高熊山の山口(登り口)に来勿止の関所があり、その奥に、高熊山を守護する神国守の関所がある。
- 来勿止神は閻魔の化身。[1]
主なエピソード
高城山の松姫は、堺峠の山麓で二人の女神に出会い、高熊山の岩窟で言照姫(神素盞嗚大神の御使いで、玉照彦の母)に逢って玉照彦を連れて帰りなさいと言われる。来勿止の神の関所に着くと、来勿止神が、ここで七日間荒行をして副守護神を追い出してから行きなさい、と命じられ、荒行を行う。四日目に、もう修行が済んだから山へ行ってよろしいと許可が出て、一人で高熊山を上って行く。〔第19巻第14章「声の在所」#~第16章「玉照彦」#〕 (このエピソードの続きは「神国守の関所」を見よ
現実の来勿止の関所
高熊山の来勿止の神の関所は、二つの堤を通りぬけて登り口の平坦地である。昔はここらはまったく深山でありまして、山から流れて来る川が高くなって滝(山神の滝)になって落ちていたのである。
出典:『新月の光』0085「来勿止の神」
脚注
外部リンク
- 久那斗神・岐神 - コトバンク(くなどのかみ):邪霊や災禍の侵入を防ぐ道祖神のこと。
- 岐の神 - ウィキペディア(くなとのかみ)