魂返し

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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魂返し(たまがえし)(「魂反し」と表記する場合もある)は、

(1) 死者や死の間際にいる人の霊魂を呼び戻し蘇生させる神術。「魂呼び(たまよび)」と表現する場合もある。

【霊界物語での用例】

  • 第14巻第4章馬詈#岩彦のセリフ「二人の方はまだ魂がへしが出来て居ない。皆さま一斉に魂呼びを致しませう」
  • 第22巻第12章銀公着瀑#:「種々と耳近くに口を寄せ、『オーイ オーイ』と魂呼びの神術をなし、天の数歌を力限りに唱ふれば、漸くにして息吹き返し」

王仁三郎は「魂の緒が切れると間もなく屍体に分解即ち腐敗作用が始まるから、魂返しの鎮魂を行う場合にはなるべくは死後二時間以内にせねばならぬ。肉体が腐敗すると折角霊魂が返って来ても、容器が役に立たなくては仕方がない」[1]と教えている。

(2) 「霊返し(たまがえし)」のこと。 →「言霊返し

脚注

  1. 井上留五郎『暁の烏』「(四)内流と外流(内外面、内外分)#