霊界物語第36巻の諸本相違点

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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霊界物語第36巻の諸本相違点について記す。

霊界物語諸本相違点とは、霊界物語刊本の諸本(初版校定版愛善世界社版など)の本文の相違点のことである。

  • 諸本すべてをチェックしたわけではない。飯塚弘明霊界物語ネットのデータ作成の過程において気がついた相違点をピックアップしたものである。霊界物語ネットは愛善世界社版を底本にしており、主に愛善世界社版八幡書店版との相違点をピックアップしてある。全ての相違点ではなく、あくまでも気がついた点だけである。
  • 八幡書店版の本文は校定版とほぼ同じである。また、王仁DBのデータは霊界物語ネットと同じである。
  • 各諸本を次のように略す。 初…戦前の初版 再…戦前の再版(第二版のこと) 三…戦前の三版(四版以降も同様に略す) 御…聖師御校正本 普…普及版 校…校定版 修…修補版 八…八幡書店版(八幡版) 愛…愛善世界社版(愛世版) R…霊界物語ネット
  • 最も基準にすべき原典は御校正本であり、それと他の諸本を比較すべきである。また、八幡版の底本は校定版である。しかし霊界物語ネットのデータ作成の段階では御校正本や校定版が入手できなかったため、やむを得ず、八幡版や愛世版を基準にして、御校正本や校定版を比較しているかのような書き方をしている場合もある。
  • 天祥地瑞は最初から校正された状態で発刊されているため、御校正本というものは存在しない。戦前発行された初版と、戦後発行された版(再版以降)との比較になる。
  • ストーリー上の矛盾や、意味の変更を伴うような重大な相違点については 【重大】 という表示を付けた。

p3(第1章) 釈迦は此島より仏教を西蔵、安南、シヤム、支那、朝鮮と、 (「印度」が無い)
p7 釈迦はこの島より仏教を、印度、西蔵、安南、シヤム、支那、朝鮮と、
p585上 校定版と同じ
p7 初版と同じ
【重大】初版と同じ(2020/5/14までは校定版と同じ)
p590下 神変不思の貴方の霊力を
p21 神変不思の貴方の霊力を
愛世版と同じ
p594上 汝はシルレング、ユーズとひそかにし合はせ、
p30 汝はシルレング、ユーズと私かにし合せ、
愛世版と同じ(牒/諜の違いは他にもあり)
p595上 これはなんとか致さねばなりますまい』
p32 何んとか之は致さねばなりますまい』
愛世版と同じ
p35(第4章) 今は不辜(ふこ)の罪に悩んでゐる。
p33 今は無辜(むこ)の罪に悩むでゐる。
p595上 校定版と同じ
p32 初版と同じ
初版と同じ(「不辜」は無実の罪のことで、「無辜」は罪がないことなので、単に「不辜」と呼ぶか、あるいは「無辜の罪」と呼ぶ方のが正しい。しかし「不辜の罪」でも意味が分かるのでそのままにしておく)(2020/5/14までは校定版と同じ)
p43(第4章) サガレン王をレース、ベツトせんとの野心を抱く者たる事は、
p39 レツト
p597下 校定版と同じ
p38 初版と同じ
初版と同じ
p59(第6章) アナンは恰も斯うなつては飛んで火に入る夏の虫も同様であつた。
p52 アナンはかうなつては恰も飛んで火に入る夏の虫も同様であつた。
p602上 校定版と同じ
p51 初版と同じ
校定版と同じ
p67(第6章) 右守神と仕へたる 道の司のエースが
p26下 右守の神とつかえたる 道の司のエースが
p58 右守司と仕へたる 道の司のエースが
p57 右守神と仕へたる 道の司のエースが
文脈上は初版の「エース」が正しいのでそのように直す。
p188(第15章) 後へは引かない御気だから、
p161 後へは引かない御気だから、
p638上 校定版と同じ
p155 初版と同じ
初版と同じ(2020/5/15までは校定版と同じ)(「気性」は「気象」とも書くので誤字ではない)
p641下 三人の顔を見比べゐたり。(改行)テールはケリヤの
p163 三人の顔を見比べテールはケリヤの
愛世版と同じ
pあ(第17章) 明後日は国日(こくさいび)
p193 明後日は国日(こくさいび)
p187 初版と同じ
初版と同じ(「国祭日」(国の祭日)の方が妥当そうだが、特に重要ではないので、「国際日」(国際的な記念日?)のままにしておく)
pあ(第18章) 夜は夜で、スベタ嬶の側へも、ロクロク寝る事も出来ず、
p199 夜は夜でスベタ嬶の側ロクロク寝ることもできず、
p652上 校定版と同じ
p193 初版と同じ
校定版と同じ(「へも」では意味が通じないので「で」にする)
p255(第19章) 老人を導き、の前に恐る恐る現はれ、
p214 老人を導き、竜雲の前に恐る恐る現はれ、
p657下 校定版と同じ
p208 初版と同じ
初版と同じ(2020/5/15までは校定版と同じ)(この場面では竜雲がサガレン王に代わって王になっているので「王」のままでも意味が通じる。数行後ろに老人のセリフ「サガレン王の後を襲うて」云々というセリフがあるので大丈夫)