21,338
回編集
差分
Jump to navigation
Jump to search
日の出別命
,'''日の出別命'''(ひのでわけのみこと)は、[[霊界物語]]に登場する人物。[[三五教]]の[[宣伝使]]。[[日の出神]]の分霊<ref>{{rm|13|2|波斯の海}}:「日の出神の分霊 豊栄昇る朝日子の 日の出の別の神司」</ref>。
== 概要 ==
* 表記ゆれ:日の出別、日の出別神、日出別命、日出別、日出別神
* 別名:[[吾勝命]]([[天照大神]]の長男)<ref>{{rm|15|19|第一天国}}:「'''吾勝命'''は、フサの国の首府タールの都に、日の出別神と現はれて、神政を執り行はせ給ひつつありき」、{{rm|39|1|大黒主}}:「茲に斎苑の館の八尋殿に大神は数多の神司を集めて、大黒主調伏の相談会を開始さるる事となつた。日出別神('''吾勝命''')、八島主神(熊野樟日命)、東野別命(東助)、時置師神(杢助)」</ref>
* 初出:{{rm|13|2|波斯の海}}
* 主に第13~14巻と、第39巻に登場する。
== 主なエピソード ==
=== 第13巻 ===
日の出別命は[[天教山]]の[[木花姫命]]の命で、魔神が巣くう[[アーメニヤ]]の都へ旅立った。[[日の出丸]]に乗り西へ、インド洋を渡り、「[[鶴の島]]」で[[鶴山丸]]に乗り換え、[[フサの国]]へ向かう<ref>{{rm|13|2|波斯の海}}:「神の教に真名井河 目無堅間の船に乗り 西へ西へと印度洋 浪を渡りて鶴の島 鶴の港を後にして 波斯の海にぞ着きにける。(略)日の出丸より乗替へたる鶴山丸の船中には日の出別命を初め、ウラル教の宣伝使数名これに乗込んで居る」</ref>。[[フサの海]]を航海中、颶風に出会うが、日の出別命が宣伝歌を歌うと、暴風はたちまち止んだ。それを見た[[ウラル教]]の宣伝使6人([[半ダース宣伝使]])は驚いて、[[三五教]]の日の出別命に帰順しようと言うが、[[岩彦]]一人だけは頑なに反対して議論となる。彼らは[[竜宮島]]の宣伝に失敗してフサの国の都に帰る途中であった。船はフサの国の[[タルの港]]に着いた。日の出別命は上陸して都を目指して進んで行く。6人はその後をこっそり着いて行く。日の出別命は6人を地下の岩窟迷路「[[醜の窟]]」で修業させる。最後に岩彦も改心が出来て、[[本守護神]]が現れた<ref>{{rm|13|21|本霊}}</ref>。〔{{rm|13|2|波斯の海}}~{{rms|13|21|本霊}}〕
その後、日の出別命は[[コーカス山]]に現れた。<ref>{{rm|13|22|高加索詣}}:「コーカス山に現れし、日の出別の活神を、慕うて絡繹と詣づる男女の真中に」、(弥次彦のセリフ)「日の出別の活神さまが、コーカス山に現はれてより」</ref>
=== 第14巻 ===
第14巻で[[半ダース宣伝使]]は、[[音彦]]だけ別になり[[弥次彦・与太彦]]と共に3人で行動する。[[小鹿峠]]の麓の河辺で、日の出別命は他の宣伝使を率いて、音彦らの前に現れた。〔{{rm|14|2|銅木像}}~{{rms|14|4|馬詈}}〕
[[小鹿峠]]の二十三坂の上で、[[勝彦]]が[[弥次彦・与太彦]]に[[幽斎]]を行うと、悪神が懸かって大変なことになる。そこへ日の出別命が半ダース宣伝使を率いて、中空から馬に乗って現れ、助けてくれた。〔{{rm|14|13|山上幽斎}}〕
=== 第15巻 ===
{{rm|15|19|第一天国}}で初めて、日の出別神は[[吾勝命]]だということが明かされている。「吾勝命は、フサの国の首府タールの都に、日の出別神と現はれて、神政を執り行はせ給ひつつありき」。[[言依別命]]は日の出別神に面会し、[[神素盞嗚大神]]がいる[[斎苑の館]]を教えられ、そこへ向かった。
=== 第39巻 ===
[[斎苑の館]]で開かれた[[大黒主調伏相談会]]で、日の出別神は[[思兼神]](議長)<ref>{{rm|39|2|評定}}:「思兼神(議長)の格に控へたる日出別神は」</ref>となり、大黒主がいる[[月の国]][[ハルナの都]]へ向かう宣伝使を選定する会議を進めた。〔{{rm|39|2|評定}}〕
ここでは日の出別神は「教主」「大教主」とも呼ばれている。<ref>{{rm|39|3|出師}}:「照国別の梅彦は日出別の教主より月の国のハルナの都へ向ふ事を許され」、(音彦の歌)「日出別の大教主」</ref>
=== 第65巻 ===
[[聖地エルサレム]]で、初稚姫一行([[初稚姫]]・[[玉国別]]・[[真純彦]])を、日の出別神が先頭に立って出迎えた。〔{{rm|65|26|七福神}}〕
== 脚注 ==
<references/>
{{デフォルトソート:ひのてわけのみこと}}
[[Category:霊界物語の人物]]
== 概要 ==
* 表記ゆれ:日の出別、日の出別神、日出別命、日出別、日出別神
* 別名:[[吾勝命]]([[天照大神]]の長男)<ref>{{rm|15|19|第一天国}}:「'''吾勝命'''は、フサの国の首府タールの都に、日の出別神と現はれて、神政を執り行はせ給ひつつありき」、{{rm|39|1|大黒主}}:「茲に斎苑の館の八尋殿に大神は数多の神司を集めて、大黒主調伏の相談会を開始さるる事となつた。日出別神('''吾勝命''')、八島主神(熊野樟日命)、東野別命(東助)、時置師神(杢助)」</ref>
* 初出:{{rm|13|2|波斯の海}}
* 主に第13~14巻と、第39巻に登場する。
== 主なエピソード ==
=== 第13巻 ===
日の出別命は[[天教山]]の[[木花姫命]]の命で、魔神が巣くう[[アーメニヤ]]の都へ旅立った。[[日の出丸]]に乗り西へ、インド洋を渡り、「[[鶴の島]]」で[[鶴山丸]]に乗り換え、[[フサの国]]へ向かう<ref>{{rm|13|2|波斯の海}}:「神の教に真名井河 目無堅間の船に乗り 西へ西へと印度洋 浪を渡りて鶴の島 鶴の港を後にして 波斯の海にぞ着きにける。(略)日の出丸より乗替へたる鶴山丸の船中には日の出別命を初め、ウラル教の宣伝使数名これに乗込んで居る」</ref>。[[フサの海]]を航海中、颶風に出会うが、日の出別命が宣伝歌を歌うと、暴風はたちまち止んだ。それを見た[[ウラル教]]の宣伝使6人([[半ダース宣伝使]])は驚いて、[[三五教]]の日の出別命に帰順しようと言うが、[[岩彦]]一人だけは頑なに反対して議論となる。彼らは[[竜宮島]]の宣伝に失敗してフサの国の都に帰る途中であった。船はフサの国の[[タルの港]]に着いた。日の出別命は上陸して都を目指して進んで行く。6人はその後をこっそり着いて行く。日の出別命は6人を地下の岩窟迷路「[[醜の窟]]」で修業させる。最後に岩彦も改心が出来て、[[本守護神]]が現れた<ref>{{rm|13|21|本霊}}</ref>。〔{{rm|13|2|波斯の海}}~{{rms|13|21|本霊}}〕
その後、日の出別命は[[コーカス山]]に現れた。<ref>{{rm|13|22|高加索詣}}:「コーカス山に現れし、日の出別の活神を、慕うて絡繹と詣づる男女の真中に」、(弥次彦のセリフ)「日の出別の活神さまが、コーカス山に現はれてより」</ref>
=== 第14巻 ===
第14巻で[[半ダース宣伝使]]は、[[音彦]]だけ別になり[[弥次彦・与太彦]]と共に3人で行動する。[[小鹿峠]]の麓の河辺で、日の出別命は他の宣伝使を率いて、音彦らの前に現れた。〔{{rm|14|2|銅木像}}~{{rms|14|4|馬詈}}〕
[[小鹿峠]]の二十三坂の上で、[[勝彦]]が[[弥次彦・与太彦]]に[[幽斎]]を行うと、悪神が懸かって大変なことになる。そこへ日の出別命が半ダース宣伝使を率いて、中空から馬に乗って現れ、助けてくれた。〔{{rm|14|13|山上幽斎}}〕
=== 第15巻 ===
{{rm|15|19|第一天国}}で初めて、日の出別神は[[吾勝命]]だということが明かされている。「吾勝命は、フサの国の首府タールの都に、日の出別神と現はれて、神政を執り行はせ給ひつつありき」。[[言依別命]]は日の出別神に面会し、[[神素盞嗚大神]]がいる[[斎苑の館]]を教えられ、そこへ向かった。
=== 第39巻 ===
[[斎苑の館]]で開かれた[[大黒主調伏相談会]]で、日の出別神は[[思兼神]](議長)<ref>{{rm|39|2|評定}}:「思兼神(議長)の格に控へたる日出別神は」</ref>となり、大黒主がいる[[月の国]][[ハルナの都]]へ向かう宣伝使を選定する会議を進めた。〔{{rm|39|2|評定}}〕
ここでは日の出別神は「教主」「大教主」とも呼ばれている。<ref>{{rm|39|3|出師}}:「照国別の梅彦は日出別の教主より月の国のハルナの都へ向ふ事を許され」、(音彦の歌)「日出別の大教主」</ref>
=== 第65巻 ===
[[聖地エルサレム]]で、初稚姫一行([[初稚姫]]・[[玉国別]]・[[真純彦]])を、日の出別神が先頭に立って出迎えた。〔{{rm|65|26|七福神}}〕
== 脚注 ==
<references/>
{{デフォルトソート:ひのてわけのみこと}}
[[Category:霊界物語の人物]]