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国玉姫
,編集の要約なし
(2) [[常世神王]]・[[大国彦]]の家来の国玉姫。[[第10巻]]のみに登場する。初出:{{rm|10|4|鬼鼻団子}}。[[黄泉比良坂の戦い]]で、[[桃の実隊]]([[松竹梅の宣伝使]])の偽者に扮した三人(国玉姫・[[田糸姫]]・[[杵築姫]])のうちの一人<ref>{{rm|10|13|蟹の将軍}}:「花を欺く松、竹、梅の三人に扮したる[[国玉姫]]、[[田糸姫]]、[[杵築姫]]は馬上に跨りながら、[[桃の実隊]]として美々しき衣裳を太陽に照されながら、ピカリピカリと進んで来る」</ref>。戦いの後、[[八十禍津日神]]の一人に任じられた<ref>{{rm|10|26|貴の御児}}:「[[大国彦]]を[[八十禍津日神]]に命じ、[[美山別]]、[[国玉姫]]、[[広国別]]、[[広国姫]]をして、[[八十禍津日神]]の神業を分掌せしめ給ひ」</ref>。
== 二人の国玉姫は同一人物? 二人の国玉姫 ==
(2)の国玉姫は[[ロッキー山]]から[[常世城]]に来城したと記されている<ref>{{rm|10|4|鬼鼻団子}}:門番の[[蟹彦]]のセリフ「唯今ロッキー山より、美山別命、国玉姫と共に、御使者として御来城」</ref>が、(1)の国玉姫も大洪水後はロッキー山にいるはずである。同一人物とも考えられる。しかし夫の[[国玉別]]については何も記されていない。