河鹿川
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河鹿川(かじかがわ)は、霊界物語に登場する河。フサの国を流れている。
- 表記ゆれ:河鹿河[1]
- 初出:第15巻第19章「第一天国」#
- 河鹿川の下流に浮木ケ原がある。河鹿川はライオン川に注ぐ。[2]
- 小北山と浮木の森の間に河鹿川が流れている。[3]
- 河鹿川の川べりに、「神政松の神木」と記してある千引岩がある。[4]
主なエピソード
河鹿川の下流に、川の中の岩を土台として一本橋が架けられている。松彦一行6人(他に万公、五三公、アク、タク、テク)は橋の詰めで休憩していると、浮木の里に住むお寅・お菊の親子が橋を渡って来た。バラモン軍が村に現れ女を徴集するので、逃げて小北山の神館に隠れていたが、あまり沢山の女がいて寝る所がないため、ここまで帰って来たのだという。
お寅はアク、タク、テクの3人は村に来たバラモン兵だと気が付き凄い剣幕で怒鳴る。3人は逃げ出したが、アクは足を滑らせて河鹿川に落ちてしまい、下流に流さ着いた。
お寅とお菊は万公を取り押さえて責める。万公はお里(お寅の娘、お菊の姉)と無理やりくっついて一年ばかり暮らしていたが、お里が難産で死んでしまうと、薄情にも万公は逃げてしまったのだという。
万公は二人に許され解放された。〔以上、第44巻第18章「一本橋」#〕
(この後、松彦一行は小木山の神館へ行く)