打チ越坂

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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打チ越坂(うちこしざか)は、霊界物語に登場する坂。亀岡にある。

第37巻第8章梟の宵企#に1回だけ出る。

高熊山の修業場を右手に眺め、猪熊峠をドンドン登り、危険極まる打チ越と云ふ坂を上り、算盤岩を渡り、再び馬の背の険を経て、奥山の玉子ケ原と云ふ谷間へ進んで行つた」

高熊山の近辺にある山らしいが、具体的な場所は不明。『大地の母』には次のように書いてある。

 高熊山の急坂を降り、谷川で禊して祝詞を上げ、夏陽を浴びて奥山へ向かう。打越坂は険阻な杣人の道だ。猪が山芋を掘った跡か、ところどころ赤土が現われている。杣道に沿った浅い谷川では、猪が水を呑む。打越坂の頂上は猪熊峠をつなぐ道、そこから西方の山道をしばらく行くと、表面が算盤の玉のようにでこぼこした算盤岩だ。松葉が散り敷いて、格好の座蒲団となり、花盛りの山つつじが周囲を飾る。
出典:『大地の母 第3巻』「色ぼけ欲ぼけ#