出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
宣伝使神(せんでんししん)は、霊界物語に登場する聖職。第6巻総説#だけに登場する。「宣伝使」としての「神」、つまり「宣伝神」と同じだと思われる。
この言葉が霊界物語で使われるのは次の3回だけである。(ただし版によって異なる。→詳細は「宣伝神」)
また国祖国治立命は天教山に隠れ、世界の大峠を免るることを汎く地上の神人に告げ諭し、大難を免れしめむとして、
宣伝使神を任命し、地上の世界に派遣せしめ玉うた。これが神代における、治教的宣伝の濫觴であつたのである。さうして
宣伝使神の任にあたる神は多芸多能にして、礼、楽、射、御、書、数の六芸に通達してゐた神人ばかりである。さうして一身を神に捧げ、衆生救済の天職に喜びて従事されたのである。
(略)
総て神の福音を述べ伝ふる宣伝使の聖職に在るものは、神代の
宣伝使神の心を以て心とし、克く堪え忍び以て神格を保持し、世人の模範とならねばならぬのである。