変性男子の系統

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

変性男子の系統(へんじょうなんしのひっぽう)とは、高姫の口癖で、威張る時の常套文句。国祖の直系、正しい系統という意味。

高姫の現代的顕現である福島久子は、大本教祖・出口直すなわち変性男子の第三女であった。そういう意味で「変性男子の系統」である。

高姫は、稚姫君命の第三女・常世姫 (一世)の孫に当たる。稚姫君命は国祖の気吹から生まれた[1]、つまり国祖の娘なので、高姫も国祖の系統である。しかし母親がウラル姫(常世姫二世)であり、祖母が常世姫なので、邪神の系統でもある。高姫は自分の親がウラル姫だということは隠して、「変性男子の系統」だと言って威張り散らしている[2]

大本神諭でも「系統」を「ひっぽう」と読ませている。筆先で出た「ひっぽう」(旧仮名遣い「ひつぱふ」という言葉に王仁三郎が「系統」という漢字を宛てた。「ひっぽう」の原義は不明。丹波地方の方言か? 王仁三郎は「ちすじ」にも「系統」という漢字を宛てている。

関連項目

脚注

  1. 第2巻総説#
  2. 【例】〈気もない間から世界の事を神、仏事、人民に説いてきかす変性男子の系統の生宮で御座いますぞ〉〔第29巻第8章高姫慴伏#