メソポタミヤ
(メソポタミアから転送)
メソポタミヤは、霊界物語に登場する地名。
概要
- 初出:第15巻第1章「破羅門」#
- メソポタミヤは「秀妻の国」や「豊葦原の中津国」(どちらも自転倒島を指す言葉)とも称され、自転倒島(日本)と同一視しているような記述も多数ある。[1]
- メソポタミヤは、地球上で最も豊穣な安住地帯で、地上の楽園。[2]
- 西に「エデン河」が流れ、東に「イヅ河」が流れており、国土の南端で合流して、フサの海に注ぐ。[2]
- エデン河を挟み、北岸に「顕恩郷」が、南岸に「橙園郷」がある。[3]
- エデン河沿いの、顕恩郷よりもっと上流の方に、「エデンの園」がある。[4]
主なエピソード
メソポタミヤで起きたエピソードは、ほぼ全てが、顕恩郷・橙園郷・エデンの園で起きたエピソードである。→顕恩郷・橙園郷・エデンの園を見よ
現実のメソポタミヤ
現代のイラクにあり、チグリス川とユーフラテス川に挟まれた平野地帯。5千年以上前(紀元前3500年頃)に古代メソポタミア文明が栄えた。
現在ではたいてい「メソポタミア」と表記されるが、第二次大戦前は「メソポタミヤ」と表記される場合も多かった。
脚注
- ↑ 第15巻第1章「破羅門」#:「此メソポタミヤは一名秀穂国と称へ」、第16巻第1章「天橋立」#:「葦原の瑞穂の国に名にしおふ メソポタミヤの顕恩郷」、第25巻第14章「園遊会」#:「豊葦原の瑞穂国 根分けの国と伝はりし メソポタミヤに」、第39巻第1章「大黒主」#:「葦原の中津国と称するメソポタミヤの顕恩郷に」、第41巻第7章「忍術使」#:「豊葦原の中津国 メソポタミヤの自凝の 島に渡りて」、など
- ↑ 2.0 2.1 第15巻第1章「破羅門」#:「地球上に於て最も豊饒なる安住地帯なり。羊は能く育ち、牛馬は蕃殖し、五穀果実は無類の豊作年々変る事無き地上の天国楽園なり。世界は暗雲に包まれ、日月の光も定かならざる時に於ても、この国土のみは相当に総ての物生育する事を得たりと云ふ。西にエデンの河長く流れ、東にイヅの河南流して、国の南端にて相合しフサの海に入る」
- ↑ 第5巻第20章「猿蟹合戦」#
- ↑ 第5巻第4章「奇縁万状」#~第5章「盲亀の浮木」#で、エデンの園に居た常治彦たちが、エデン河に飛び込み、大亀の背に乗って下流へ下り、顕恩郷に上陸しているので、顕恩郷より上流にエデンの園があることになる。