キヨの湖

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
キヨメの湖から転送)

キヨの湖(きよのうみ)は、霊界物語に登場する湖。月の国の北端にある[1]

概要

  • 別名:テルモン湖(てるもんこ)(テルモン湖水、テルモンの湖水)
  • 表記ゆれ:キヨメの湖(きよめのうみ) [2]
  • 初出:第57巻第19章抱月#(テルモン湖)、第58巻第13章兎耳#(キヨの湖)、第58巻第17章怪物#(キヨメの湖) …第58巻の第10章までは「テルモン湖」だが、第13章からは「キヨの湖/キヨメの湖」と呼ばれている(ただし第14章に1回だけ「テルモンの湖水」という表記が出る)。
  • キヨの湖の東に木国(きくに)、西に照国(てるくに)、北にテルモン山、南にイヅミの国がある。[3]
  • 東西100里、南北200里の大きな湖で、大小12の島がある。[4]
  • アンブラック川が注いでいる。[5]
  • キヨメの湖の底深く、サアガラ竜王という海竜が潜んでいる。[6]

主なエピソード

第58巻

第60巻

  • 伊太彦一行は20艘の船に乗り、猩々たちを救いに猩々ケ島に向かう。するとサアガラ竜王が湖底から現れ、猩々たちを喰らおうとしていた。伊太彦は天の数歌を唱えると海水は熱湯のように熱くなり、サアガラ竜王は苦しんで湖に沈んで行った。伊太彦は猩々たちを船に乗せ、スマの浜辺に帰る。〔第59巻第20章海竜王#

キヨの湖の中または近辺にある地名

現実のキヨの湖

現実のインドの北端には、目立って大きな湖は存在しない。

脚注

  1. 第58巻第14章猩々島#:「印度の国の北端、テルモンの湖水を南に渡つたイヅミの国のスマの里に」
  2. 使用回数は、キヨの湖11回、キヨメの湖9回、テルモン湖9回
  3. 第58巻第13章兎耳#イールの歌「西は照国東は木国 北はテルモン南はイヅミ 中に漂ふキヨの湖」
  4. 第58巻第7章神船#三千彦の歌「此処は名に負ふテルモン湖 東西百里南北は 二百里ありと聞き及ぶ」、第60巻第1章清浄車#:「東西百里南北二百里、広袤二万方里のキヨメの湖は、大小十二の島を泛べて鏡の如く照り輝いてゐる。北方の雲間にボカされたやうなテルモン山が水鏡を覗いてゐる」、他
  5. 第57巻第19章抱月#ケリナ姫のセリフ「あれはテルモン湖水と申してアンブラック川の水の落ち込む東西百里、南北二百里と称へらるる大湖水で厶います」
  6. 第59巻第20章海竜王#