あいうえお作文

いろは作文から転送)

あいうえお作文(あいうえおさくぶん)とは、一つの文章の語頭が「あいうえお」の順で始まるように文章を作っていく作文技法である。霊界物語等の王仁三郎文献では、「あいうえお作文」の他、「あおうえい作文」や「いろは作文」が多用されている。

あいうえお作文の例

アヽヽ飽迄我を立て徹す高姫、蜈蚣姫の両人、天の八衢彦命の言葉を耳を浚へてよつく聞け(略)

イヽヽ嫌らしい声を聞かされて慄ひ上り、意気銷沈の意気地無し。(略)

(中略)

パヽヽパチクリと目を白黒致して。

ピヽヽピンピン跳ねても、キリキリ舞ひを致しても。

プヽヽプンと放いた屁ほどの効力も無いぞよ。

ペヽヽペンペン跳ねても。

ポヽヽポンポン言つても、もう日の出神も通用致さぬから覚悟をしたが宜からう。(以下省略)

あおうえい作文の例

  • 第7巻第26章アオウエイ#:岩窟の中から声がして小島別をバカにするうようなことを叫んだ。それが「あおうえい作文」で「アオウエイ」の5文字分だけ作られている。
アハヽヽハー阿呆につける薬はないワイ、

オホヽヽホー臆病者の空威張り奴、

ウフヽヽフー迂濶者の世迷ひ言、

エヘヽヽヘー得体の知れぬ宣伝使、

イヒヽヽヒー行きつきばつたりの流浪人、
  • 第7巻第27章蓄音器#:75文字あるが、語順は「あおうえい作文」と「あいうえお作文」が混じっている。

いろは作文の例

いヽヽ祈らぬか、祈らぬか、祈りは命の基ぢや(略)

ろヽヽ碌でもない間抜けた理屈を捏ねるより(略)

はヽヽ早い改心ほど結構は無いぞよ。裸で生れた人間は(略)

(中略)

すヽヽ澄み渡る大空の月照彦の神の御魂の申す事、無寐にも忘れな猿世彦(以下省略)
  • 第9巻第11章蓬莱山#梅ケ香姫の歌
  • 第29巻第10章国治の国#
  • 王仁文庫 第三篇 瑞能神歌』収録「いろは歌(その一)#」:「いろは」から「ゑひもせす京」まで計48文字を語頭にした文章になっている。最後に「京」があるのは、江戸時代から伝統で、47文字の最後に「ん」または「京」を加えて48文字にする場合がある。「京」を加える理由は諸説あるが、双六が江戸を出発して京都を目ざすため、最後(ゴール)に「京」を加えたという説がある。

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