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時雨の森

6 バイト追加, 2018年9月4日 (火) 23:20
南の森
* 高姫一行がモールバンドに襲われているところへ、[[安彦]]、[[宗彦]]、[[秋山別]]、[[モリス]]の一行4人がやってきた。この4人は[[言依別命]]、[[国依別]]と共に[[帽子ケ岳]]の頂上に居たが、言依別命に命じられ高姫一行を救いに来たのである<ref>{{rm|32|12|鰐の橋}}:「モールバンドやエルバンド 仮令幾千来るとも 吾言霊の神力に 言向け和し今よりは アマゾン河の底深く 潜みて百の災を 思ひとまらせくれむぞと 言依別の御言もて やうやう此処に来りけり 高姫さまを初めとし 常彦、春彦、今いづこ」</ref>。そこへ帽子ケ岳から琉と球の大火光が落ちて来た。モールバンドはこれに驚いてアマゾン河に逃げ去った。安彦は高姫に、南の森に鷹依姫が猛獣たちを従えていると消息を伝え、一行8人は南の森へ向かう。アマゾン河を渡るとき、幾千万もの鰐が川底から現れて、鰐橋をかけ、何里もの幅広いアマゾン河を無事に渡ることが出来た。北の森の猛獣たちが集まって来て一緒に南岸に渡り、高姫・安彦一行を兎の都まで送った。〔{{rm|32|11|人の裘}}~{{rms|32|12|鰐の橋}}〕
=== 南の森 再び南の森 ===
* 南の森の兎の都に、高姫・鷹依姫・安彦一行計12人が集結した。12人は天地に向かって七日間、神言を奏上し、すべての猛獣を言向け和した。また、猛獣に対して律法を定めた。そしてアマゾン河の辺でモールバンドとエルバンドの一族に善言美詞の言霊を宣り上げた。彼らは竜体となって天に昇り、風雨を司る神の使いとなった。〔{{rm|32|13|平等愛}}〕
* 一行12人は帽子ケ岳の言依別命と国依別の元に帰り着き、山頂に国魂神を祀り、感謝の祝詞を奏上した。北の森に高姫一行を探しに遣わされた[[正純彦]]、[[カール]]、[[石熊]]、[[春公]]の一隊は、三日遅れて帽子ケ岳に到着した。一行は計18人となり、帽子ケ岳を下り、[[ウヅの都]]の[[末子姫]]の館に凱旋した。〔{{rm|32|14|山上の祝}}〕

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