常世会議 (曖昧さ回避)

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常世会議(とこよかいぎ)とは、

(1) 霊界物語に登場するエピソード。常世の国で開催された会議のこと。

次の3回開かれている。1回目と2回目は常世彦一世が、3回目は常世彦二世が開いた。すべて国祖隠退を画策した会議である。

  1. 第3巻第42章「常世会議」 → 「常世会議 (第3巻第42章)」を見よ
  2. 第4巻第1章「常世会議」~第28章 → 「常世会議」を見よ (霊界物語で「常世会議」と言ったら、たいていこれを指す)
  3. 第4巻第43章「勧告使」 → 「常世会議 (第4巻第43章)」を見よ

これ以外に第4巻第35章頭上の冷水#でも、常世城で会議が開かれている。この会議は、第五代天使長・桃上彦の失政によって混乱した聖地エルサレムを回復するために、各山各地の八王が常世城に集まって開いた会議である。このときの常世彦は天授の本心に立ち帰り善神に改まっていたが、邪霊が「日の大神」「大国治立命」を名乗って現れ(それぞれ八岐大蛇六面八臂の邪鬼が化けたもの)、常世彦を煽って聖地に救援に向かわした。常世彦が数多の八王と共に天の磐樟船に乗って聖地エルサレムに現れたことを、桃上彦は再び常世彦が悪心を起こして聖地を占領しに来たのだと誤解した。このことが桃上彦の失脚に繋がっている。

この会議は、他の3つの会議とは同列には見なされないようである。第4巻第43章勧告使#(3回目の会議)に「このたびの常世城の会議は、前回のごとく少しも騒擾紛糾の光景を現出せず」と記されており、この「前回」の「騒擾紛糾」した会議とは2回目の常世会議を指しているので、第35章「頭上の冷水」に記された会議は、"常世会議"のうちに含まない。

(2) 霊界物語の章題。

  1. 第3巻第42章の章題。
  2. 第4巻第1章の章題。

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