花に嵐(はなにあらし)は、霊界物語第30巻第15章#の章題。
諺の「花に嵐」の意味は、とかく物事には邪魔が入りやすいということの喩えである。
ヒルの国の都を指して進む国依別の前に、ウラル教のブールら数十人が妨害に現れる。国依別が霊光を発射すると彼らは「あたかも嵐に花の散る如く」逃げ散った。
章題の由来は「花に嵐」の諺的意味だけでなく、花びらが嵐に吹かれて散ったという意味もあるのではないかと思われる。