弥仙山
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弥仙山(みせんざん)は、綾部市於与岐町にある霊山。出口直開祖の「弥仙山岩戸篭もり」の御神業が行われた山。
概要
- 標高664m。(資料により異なる)
- 三角形の山容から「丹波富士」とも呼ばれる。
- 山頂の金峰神社には木花咲耶姫命が、中腹の於成神社(通称・中の宮)には彦火々出見命が祭られている。また山麓の水分神社(通称・三十八社)には伊邪那岐尊・伊邪那美尊とその御子の三十八柱が祭られ、子授けの神として崇敬されている。弥仙山岩戸篭もりは中の宮で行われた。
- 明治初期までは女人禁制だった。
大本神業における弥仙山
大本神業において弥仙山が関わる主な出来事は次の通り。
- 明治34年(1901年)10月19日(旧9月8日) 弥仙山岩戸籠もり
- 明治36年(1903年)5月24日(旧4月28日) 弥仙山岩戸開き
- 明治42年(1909年)11月22日(旧10月10日) 弥仙山から神霊を迎え、神殿落成式と遷宮式を挙行する。[1]
霊界物語における弥仙山
初出:第3巻附録 岩井温泉紀行歌#、第12巻第14章「大蛇ケ原」#
主なエピソード
第38巻第10章「思ひ出(一)」#には「弥仙山岩戸籠もり」が記されている他は、主に第18巻で弥仙山が舞台となる。[2]
【第18巻第1~3章】 高城山から綾の聖地に向かう悦子姫の一行4人(他は加米彦、音彦、夏彦)は、英子姫・亀彦一行と再会し、今までの旅の経緯について語り会う。英子姫は、悦子姫らと別れた後、父(神素盞嗚大神)の命によって弥仙山に登山し、一つの経綸を行ったという(具体的にどういう御用かは語らない)。悦子姫一行も弥仙山に向かうと、途中で一人の老爺と出会う。弥仙山の麓の於与岐の里に住む豊彦であった。娘のお玉が妊娠して18ヶ月も経っており、陣痛を訴えたので悦子姫が取り上げ、生まれた女児に玉照姫と名をつけた。→詳細は「玉照姫」を見よ
脚注
外部リンク
- 弥仙山 - YAMAP