高砂城
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高砂城(たかさごじょう)は、霊界物語に登場する城。珍の国の都にある。
概要
主なエピソード
第69巻第1~3章、第7章、第22章で高砂城が舞台となる。
- 国内に悪思想がはびこり、社会は混乱していた。高砂城の評定所の別室で、大老・松若彦が、老中の伊佐彦と岩治別に辞意を漏らすが、二人の意見が合わない。そこへ国照別(国司・国依別の長子)がやって来て、三人とも骨董品だとバカにして去る。松若彦は引退の言を撤回し、改革派の岩治別を解任した。さらに投獄しようと伊佐彦と画策する。しかし岩治別は国照別の手引きで城外へ逃げ姿をくらました。〔第69巻第1章「大評定」#〕
- 国司の国依別は、球の玉の神徳によって世の中を達観しており、時が至るまで政治を松若彦一派に任せていた。妻の末子姫がやって来て、息子(国照別)と娘(春乃姫)の暴言に松若彦が憤慨していると告げるが、国依別は、時代遅れの親爺連に引退を迫ったのはあっぱれと言うので、末子姫は呆れてしまう。〔第69巻第3章「喬育」#〕
- 国照別は城を飛び出し行方不明となった。松若彦と伊佐彦は、妹の春乃姫を世継ぎに立てようとする。春乃姫は、自由に城に出入り出来ること、夫は自分で選ぶこと、老中の任免権などを要求。二人はしぶしぶそれを認める。〔第69巻第7章「聖子」#〕
- ヒルの国で大王となった国照別が帰国し、珍の国の救援に駆け付ける。ヒルの国愛別は春乃姫と結婚し、珍の大王となり、珍の国は無事治まった。〔第69巻第22章「有終」#〕