火の国峠(ひのくにとうげ)は、霊界物語に登場する峠。筑紫島の火の国にある。
黒姫の後を追って来た房公と芳公の2人は、火の国峠の絶頂に辿り着くと、白髪の老人(正体は月照彦神)と遭遇する。老人は2人に悪口を吐いて姿を消す。芳公は「あんまり鼻が高いものだから今現れた神様が鼻をねじ折って改心させてやろうとなさったのだ」と言う。2人はここで天津祝詞を奏上し、夜を明かした。[2]