如意宝珠(にょいほっしゅ)とは、

  1. 「如意宝珠の玉」のこと。
  2. 霊界物語第2輯の輯題。第12巻から第24巻まで計12巻ある。第16巻以降、高姫が玉を手に入れるため騒動を繰り広げて行く。
  3. 霊界物語第20巻第12章#の章題。本章での「如意宝珠」とは、蜈蚣姫が盗んだ「黄金の玉(こがねのたま)」のことである[1]。錦の宮で高姫が、桶伏山に隠しておかれた「黄金の玉」が盗まれたと、黒姫・紫姫・青彦らと話している。すると黄金の玉がお玉の方と共に錦の宮に帰ってきた。

仏教

如意宝珠とはもともと仏教用語で「にょいほうじゅ」と読む。〈あらゆる願いを叶える不思議な珠。衆生を利益すること限りないことから仏や仏説の象徴とされる。摩尼。〉〔広辞苑〕

霊魂

人の霊魂の働きとしては「如意宝珠」とは〈自由自在に転ぶ玉〉だと、三鏡で王仁三郎は教えている。

如意宝珠と云ふのは、八方転びの玉である。円転滑脱、些かの障碍もなく、自由自在に転ぶ玉である。だから人が来て、それにつき当れば、ころんで他の面を向けるが、どの面を向けても同じ珠である。若し些しでも角があれば前の面と、今度の面とは違つて居ると云ふ事がわかるけれど、八面玲瓏の玉なれば、突当たられて一転びしても、転ばぬ前も同じである。誰が其差異を見出し得るものがあらうか、人の心も同様で、些の角もない迄に磨き上げらるれば、それが如意宝珠と同じ働きを起すのだ。円転滑脱、自由自在、人と衝突して人を傷つけ、我身を傷つけるやうな事は無い、どんな立派な玉でもそれに些しのイビツな所でもあれば、決して如意宝珠では無い
出典: 水鏡「玉について」#

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脚注

  1. ↑ 第20巻第12章「如意宝珠」#:高姫〈桶伏山に埴安彦神様が匿して置かれた、青雲山から持つて来られた神政成就の元津御霊の黄金の玉、如意宝珠の宝物を……皆が気をつけぬものだから、到頭盗られて仕舞うた。こりや屹度バラモン教が攫へて去んだのに違ひない〉、言依別命〈三五教の神宝 黄金の玉の如意宝珠 バラモン教の曲神に そつと盗まれ言依の 別の命は驚いて 錦の宮に馳せ参じ 玉照彦や玉照の 姫の命に伺へば 宝珠の玉は三国岳 バラモン教の副棟梁 心の鬼ケ城山に 砦構へし鬼熊別の 醜の魔神の宿の妻 蜈蚣の姫の鬼婆さま 岩窟の中に立て籠り 貴の宝を奪ひ取り お玉の方と諸共に 占奪せりと聞きしより〉