お市(おいち)は、霊界物語に登場する人物。宗彦(国依別)の元の妻の一人。第20巻第5章「親不知」#と第15章「化地蔵」#だけに登場する。
第20巻第5章「親不知」#ではお勝のセリフ中に名前が出る。「どうだ是れから此肉体に先妻のお国に、お光、お福、お三、お四つ、お市、お高が同盟軍を作つて憑依して来るが、それでも其方はまだ未練があるか」
第21巻第15章「化地蔵」#では、高春山に向かう国依別の行く手に現れた石地蔵が、死んだお市の姿に化け、ここは六甲山ではなく幽界だと言って誑かそうとする。