再度山(ふたたびやま)は、霊界物語に登場する山。津の国にある。山頂で言依別命が、初稚姫と玉能姫に、如意宝珠の玉と紫の玉を預けた。
玉能姫と初稚姫(6歳)は神のお告げにより再度山の山頂を目指して登る。山中の「布引の滝」で十数人の荒男(バラモン教の蜈蚣姫の部下スマートボール、カナンボールら)に襲撃される。蜈蚣姫も現れるが、そこへ三五教の谷丸と滝公が現れて蜈蚣姫らを撃退してくれた。
初稚姫・玉能姫は谷丸・滝公に警護されて山頂に登ると、そこに言依別命が三個の玉を持って待っており、初稚姫には「金剛不壊の如意宝珠」を、玉能姫には「紫の玉」を渡し、神島に埋蔵して来るよう御用を命ずる(「黄金の玉」は言依別命が高熊山に埋蔵)。[2]
神戸市中央区の再度山(ふたたびさん)に相応する。標高470m。
山頂付近には真言宗の大龍寺(たいりゅうじ)がある。
山中のかなり麓の方(新幹線の新神戸駅の北側)に「布引の滝」がある。