三つ巴
三つ巴(みつどもえ)は、霊界物語の章題。2章ある。
本章に三つ巴は二種登場する。一つは琵琶湖の中央に浮かぶ松の島、竹の島、梅の島の三島。〈今の竹生島は湖水の極北にあれども、此時代は湖水の殆ど中央に松の島、竹の島、梅の島の三島嶼相浮び三つ巴となつて其雄姿を紺碧の波上に浮べて居たのである。〉
二つ目は高姫、黒姫、高山彦の三人。竹の島の社殿の床下で玉を探す。〈迷ふ身魂の三つ巴〉
足立正信、中村竹造、四方春三の三人が、教祖(出口直)の娘(出口澄子)と結婚して出口家の婿養子になろうと活動していた。
〈足立正信は塩見、四方の二女を参謀として、教祖に取入り、それとはなしに二ケ年間も根気よく運動してゐたといふ事である。又中村氏は四方源之助、村上清次郎を参謀として、これも二三年間不断の活動をつづけてゐた。四方春三は自ら少々の財富力を楯に単独運動をやつて、自分は十中の九まで最早成功したものと信じ、互に三人が三巴となつて隙を伺うてゐる。そこへ突然喜楽を神さまから、大本の御用つぎと致すぞよと示されたので三人の不平は言はず語らず一時に爆発して、喜楽に対しいろいろの圧迫を加へ、悪罵を試み、百方妨害に着手する事となつたのである。〉