シメジ峠
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概要
主なエピソード
- バラモン軍の鬼春別、久米彦両将軍と共に、馬でビクトリヤの都を立ち去ったヒルナ姫、カルナ姫は、シメジ峠の麓に着いた。ここから先は徒歩でないと登れないため両将軍を始め全兵士は馬から降りるが、そのすきにヒルナ姫とカルナ姫は馬に乗って逃げ出した。〔第53巻第22章「天祐」#〕
- 道晴別は師匠の治国別の後を追い、シメジ峠の登り口までやって来た。そこでフサの国の玉木村[2]の豪農の僕だという三人の男と出会う。主人テームスの娘二人(スミエル、スガール)が猪倉山の鬼春別の部下に誘拐されてしまい、助けて欲しいというので、村に向かうため一緒に峠を登る。すると山頂で二人のバラモン兵(ベット、フエル)と遭遇する。誘拐犯の一味である。道晴別は二人に霊縛をかけて一緒に峠を下り、玉木村のテームスの屋敷まで連れて行く。〔第54巻第11章「道晴別」#〕
- 治国別一行4人(他は松彦、竜彦、万公)はシメジ峠の急坂を越えて、玉木の里の里庄テームスの館へ向かう。〔第54巻第21章「鼻向」#〕
- 玉置の村から歩いて来た治道居士(鬼春別が改名)の一行4人の比丘(他は道貫居士、素道居士、求道居士)は、シメジ峠の南麓に着いた。峠を乗り越えて、ビクの国へは立ち寄らずに照国山の谷間の清めの滝に向かって(山伏の修業をするため)進んで行く。〔第55巻第16章「幽貝」#〕