ジャンナイ教
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ジャンナイ教(じゃんないきょう)(原文:ジヤンナイ教)は、霊界物語に登場する宗教。竜宮島 (豪大陸)のジャンナの郷の住民が信仰している。
概要
- 表記ゆれ:ジアンナイ教[1]、治安内教(ぢあんないけう)[2]
- 初出:第24巻第5章「蘇鉄の森」#(ジアンナイ教)、第13章「治安内教」#(ジャンナイ教)
- 主に第24巻・第25巻に出る。
- ジャンナの郷の酋長の娘・テールス姫(別名:照姫、照子姫)を教主とする。[3]
- 動物の肉を食べることが厳禁されており、禁を破る者は焦熱地獄に落ちると信じられている。一度肉食した者は追放され、ネルソン山の西麓の広い谷底に集まっている。神に罪を謝するためテールス姫を教主としてジャンナイ教を樹てた。この谷底にジャンナイ教の本山が建てられ、テールス姫はそこで罪人に謝罪の道を教えている。谷底には猛獣、大蛇、毒蛇が多く集まり、危険極まりない湿地である。肉食しない者は山の中腹以上に住み、豊富な木の実を食べ、安楽に生きている。[3]
- ジャンナイ教の信条は「われらはアールの神の禁を犯した者であり、死後は必ず根底の国の苦しみを受ける、神に祈って罪を謝して来世の苦を逃れよう」というもの。[3]
- 鼻の赤い神が救世主となってこの地に降臨し、竜宮島全島を支配する…という信仰があり、ちょうど赤鼻の友彦が現われたため、彼を救世主として仰ぐようになる。[3]
- 住民はみな文身(入れ墨)をしていたが、教主の照姫は少しも文身をせず、色は白く、やや赤味を帯びた美人だった。教主たる者は天然自然の肉体を染めないことを教えの本旨となし、特別待遇を受け、尊敬の的になっていた。[3]
主なエピソード
→「ジャンナの郷」を見よ