熊田の小村

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
2018年11月25日 (日) 11:03時点におけるIHiroaki (トーク | 投稿記録)による版 (現実の熊田)
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熊田の小村(くまだのこむら)(熊田村[1])は、霊界物語に登場する村。丹波の国明石峠の麓にある村。

概要

関連人物

  • お露:村人。
  • 原彦:お露の夫。上方の出身だが、お露の家に婿入りした。

主なエピソード

宗彦三国ケ岳に向かう途中、明石峠お露と出会い、夫が病気だと聞いて、熊田の小村のお露の家へ向かう。そこでは夫の原彦が「田吾作」という名の霊に祟られて苦しんでいた。原彦に殺された恨みで取り憑いているのである。宗彦は「怨霊が禍いをなしているのではなくお前の心の鬼が身を責めているのだ」と言い「田吾作は死んでいない。やがてここにやって来る」と言う。すると宗彦の後を追って来た田吾作留公がこの家に現れた。田吾作は十数年前に大井川の橋の上から、懐中の玉を狙った原彦に突き落とされたが、無事救助されて生き延びていた。原彦は安心して病が治った。原彦始め村人一同は、執着心から罪が発生し、その罪が邪気となって我が身を責めるという真理を心の底から悟り、こぞって三五教の信者となった。〔第20巻第8章心の鬼#

現実の熊田村

宇津村の北の方に熊田村があった。現在の京都市右京区京北熊田町、京北下熊田町。

幕末に上熊田村、中熊田村、下熊田村があったが、明治9年(1876年)に上熊田村と中熊田村が合併して熊田村となる。明治22年(1889年)に周山村と熊田村、下熊田村など数村が合併して周山村(しゅうざんむら)が発足。昭和18年(1943年)に周山町。昭和30年(1955年)に周山町と宇津村などが合併して京北町が発足。平成17年(2005年)に京都市に編入。

外部リンク

脚注

  1. 「熊田の小村」とは「熊田と云ふ小村」という意味だが、「熊田村」とは呼ばれていないため「熊田の小村」を項目名とした。