ハレー彗星
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ハレー彗星(はれーすいせい)は、霊界物語に登場する星。
概要
主なエピソード
お寅、魔我彦、ヨルの三人が、祠の森を出て、斎苑の館に進む途中、懐谷の近くで日が暮れた。そのとき南の空に大きな彗星が見えた。ヨルは「ちょうどハルナの都の上にある。きっと何かの変事だろう」と言い、お寅は「あれは大方、80年に1度現れるというハレー彗星ではないか」と応える。すると魔我彦は「どこもかも尻で曇らし回る妖星だから、自分はこれを高姫星と呼びます」と言った。〔第49巻第15章「彗星」#〕
現実のハレー彗星
約76年周期で地球に接近する彗星で、王仁三郎在世中には、明治43年(1910年)4月に接近した。
王仁三郎は『神霊界』大正9年(1920年)2月11日号掲載の「随筆#」の中で、「大本では、彗星の出現に就ては、天下万民の最も警戒すべき神示たる事を、常に唱へて居るのである」として、この時ハレー彗星の尾の中にいた微生物によって悪性感冒(1918~19年に流行したスペイン風邪)が流行ったという外国の学者の説を、肯定的に紹介している。