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ファイル:木片によるHELLとLOVE.jpg|
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* 村田らむ著『樹海考』によると、2010年に青木ヶ原の樹海にある「乾徳道場」という宗教施設を取材したとき、教祖的な老人が紙を切って「HELL」の字を作って見せたという。
{{inyou| おじいさんはA4サイズの紙とハサミを取り出して机の上に置いた。紙を複雑な形に折りたたむ。<br>
「このように紙を折って、そしてハサミを入れると、なんと……十字架になるんだ!」<br>
 たしかに、紙を戻すと十字架の形になった。<br>
「そしてなんと……残りの紙片を戻すと、『HELL(地獄)』の文字になるのだ!!」<br>
 かなり強引だが確かにHELLになっている。<br>
「これが発見された時、全米が絶望に打ちひしがれたという……」<br>
 そんな話は聞いたことがない。<br>
「しかし私は新たなる並べ方を発見したのだ! これをこう並べると『日本』になるのだ!!」<br>
 HELLよりもさらに強引だが、一応日本という形にはなっている。<br>
「そうなのだ!! 日本は特別な国なのだ!! 自覚せよ!! 日本は宇宙の紙、数千億の星を支配する神のおわす国なのだ!!」<br>
 おじいさんはどんどん激昂していく。<br>
「私は神に聞いた。なぜ神は世界を創ったのか? と。すると神は、世界など創っていないと言ったのだ。私は驚いた!!」<br>
 こんな話が延々と続いていく。| 村田らむ著『樹海考』(2018年、晶文社)pp.71-72 }}


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