「顕国の御玉」の版間の差分

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'''顕国の御玉'''(うつしくにのみたま)は、
'''顕国の御玉'''(うつしくにのみたま)は、


# [[霊界物語]]に登場する玉。
(1) [[霊界物語]]に登場する玉。
# 小宇宙のこと。
# 霊界物語[[第1巻第37章]]の章題。


本項では玉としての顕国の御玉と、小宇宙としての顕国の御玉について解説する。
(2) 小宇宙のこと。
 
(3) 霊界物語[[第1巻第37章]]の章題。(1)の玉が誕生し、[[竜宮城]]へ運ばれる。
 
本項では(1)と(2)について解説する。
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=== 天の浮橋に変化する ===
=== 天の浮橋に変化する ===
[[国祖隠退]]後、[[三重の金殿]]が天に向かって延長し、尖端が左右に分かれて丁字形の黄金橋と化した。これを「天の浮橋」と呼ぶ。〔{{rm|5|10|奇々怪々}}〕
[[国祖隠退]]後、[[三重の金殿]]が天に向かって延長し、尖端が左右に分かれて丁字形の黄金橋と化した。これを「[[天の浮橋]]」と呼ぶ。〔{{rm|5|10|奇々怪々}}〕


これは、三重の金殿の中の顕国の御玉が延長したとも表現されている。<ref>{{rm|37|1|富士山}}:「顕国の御玉延長して金銀銅の救の橋の架けられし時も」</ref>
これは、三重の金殿の中の顕国の御玉が延長したとも表現されている。<ref>{{rm|37|1|富士山}}:「顕国の御玉延長して金銀銅の救の橋の架けられし時も」</ref>
 →詳細は「[[天の浮橋]]」


== 小宇宙 ==
== 小宇宙 ==
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神示の宇宙では小宇宙の別称として「顕国の御玉」と呼んでいるが、玉としての顕国の御玉は「表側は紫色にして、中心には赤、白、青の三つの宝玉が深く包まれてゐるのを外部から透見することができる」<ref>{{rm|1|37|顕国の御玉}}</ref>ので、赤を太陽、白を月、青を地球とするなら、やはり小宇宙を象徴していると解することが出来る。
神示の宇宙では小宇宙の別称として「顕国の御玉」と呼んでいるが、玉としての顕国の御玉は「表側は紫色にして、中心には赤、白、青の三つの宝玉が深く包まれてゐるのを外部から透見することができる」<ref>{{rm|1|37|顕国の御玉}}</ref>ので、赤を太陽、白を月、青を地球とするなら、やはり小宇宙を象徴していると解することが出来る。
== 現実の玉 ==
{{rm09|56|0002|総説}}の末尾「附言」に、鳥取県で発見された天降石(隕石)が、霊界物語の顕国の御玉だと記されている。この玉は明治23年(1890年)4月24日に発見されたもので、大正12年(1923年)3月7日に発見者の子息から大本に献納された。
{{inyou|
 金剛不壊の如意宝珠、大本教の宣伝使、[[湯浅仁斎]]氏の紹介に由つて、鳥取県気高郡海徳村大字徳尾宮東菜種田<ref>現在の鳥取市徳尾</ref>に於て種苅り中鎌に当り拾得したる天降石にして明治廿三年四月廿四日森岡直衛氏の所有なりしが、本日その息直次郎氏より大本に献納されたり。霊界物語(霊主体従)第一巻に記載せる[[シオン山]]より出でたる金剛不壊の如意宝珠なる顕国魂は即ち之である。この宝玉の履歴書あり、今左に転載す。
『一、鳥取県気高郡海徳村大字徳尾、森岡直衛、宮東、菜種田に於て種苅中鎌に当り拾得す。明治廿三年四月二十四日朝
 一、鳥取警察に届出す、警察より県庁に出す。其後中学校等にて験せ共無名石にて帰来せり。
 一、此玉拾得前弐拾壱日より弐拾参日迄参日間鶏夜叫せり。家内の者近所の人心配なし判定者に問ふ。判定者の言に依れば善事の知らせなりと云ふ。其翌日この玉を拾得せり』
 右は原文の儘也 以上
   大正十二年三月七日 旧正月二十一日   於竜宮館|{{rm09|56|0002|総説}} }}
== 関連項目 ==
* [[顕国の宮]]:[[第11巻]]に登場する。顕国の御玉とは直接関係がない。
== 外部リンク ==
* {{wp|海徳村}}


== 脚注 ==
== 脚注 ==