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+ | * デカタン高原は風が強い。<ref>{{rm|70|17|春の光}}:「デカタン高原の名物、大暴風は牢獄の桁をギクギク揺つて通る」</ref> | ||
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+ | デカタン高原には次の国がある。 | ||
+ | * [[デカタン国]]…デカタン高原の別名として「デカタン国」と呼んでいる可能性もある。<ref>{{rm|1|45|黄玉の行衛}}:「ついで十二の神輿は'''デカタン国'''の麗しき原野を神司らによつて担ぎまはされた」</ref> | ||
+ | * [[ガランダ国]]…デカタン高原の南の端にある。<ref>{{rm|39|12|種明志}}:(ハムの歌)「生れはデカタン高原の '''南の端'''に青山を 四方にめぐらす'''ガランダ'''の テームス王の子と生れ」</ref> | ||
+ | * [[サワラ]]…小さい国。<ref>{{rm|39|12|種明志}}:(イールのセリフ)「私はデカタン高原の'''サワラ'''といふ小さい国の首陀の家に生れた者ですが」</ref> | ||
+ | * [[カルマタ国]]…デカタン高原の東北方または北方にあり、[[ウラル教]]の[[常暗彦]]の本拠地がある。<ref>{{rm|41|7|忍術使}}:「デカタン高原の'''東北方'''にあたる'''カルマタ国'''に、ウラル教の本城を構へ」、{{rm|43|13|軍談}}:「又もやデカタン高原の'''北方'''なる'''カルマタ国'''に、盤古神王塩長彦を奉じて現はれ出でたる、ウラル教の常暗彦が軍勢」</ref> | ||
+ | * [[テルマン国]]…デカタン高原の南方にある。<ref>{{rm|41|8|無理往生}}:「中央印度のデカタン高原の'''南方'''に当る'''テルマン国'''と云ふ、住民殆ど十万に近き、印度では相当な大国があつた」</ref> | ||
+ | * [[トルマン国]]…デカタン高原の最高地にある。<ref>{{rm|66|7|女白浪}}:「デカタン高原中の、最高地、而も地味最も肥たる'''トルマン国'''の西北端に、雲に聳えた大高山がある」</ref> | ||
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+ | * [[黄金水の十二個の玉]]の一つ、黄金の玉を保管していた[[時彦]]は、デカタン高原で悪神・[[竹熊]]一派に欺されて玉を奪われてしまう。〔{{rm|1|45|黄玉の行衛}}〕 | ||
+ | * [[妖幻坊の杢助]]は[[高姫]]([[高宮姫]])を雲に乗せ空を逃げたが、高姫はデカタン高原のある地点で空から転落して気絶した。〔{{rm|52|22|空走}}、{{rms|52|23|盲動}}<ref>{{rm|52|23|盲動}}:「高姫は妖幻坊にかつ攫はれ、空中を翔り行く途中に於て、デカタン高原の或地点で妖幻坊に取放され、空中より砂つ原に顛落して気絶してゐた」</ref>〕 | ||
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2018年12月20日 (木) 13:11時点における最新版
デカタン高原(でかたんこうげん)は、霊界物語に登場する高原。月の国にある。
概要
デカタン高原にある国
デカタン高原には次の国がある。
- デカタン国…デカタン高原の別名として「デカタン国」と呼んでいる可能性もある。[2]
- ガランダ国…デカタン高原の南の端にある。[3]
- サワラ…小さい国。[4]
- カルマタ国…デカタン高原の東北方または北方にあり、ウラル教の常暗彦の本拠地がある。[5]
- テルマン国…デカタン高原の南方にある。[6]
- トルマン国…デカタン高原の最高地にある。[7]
- タラハン国…デカタン高原の西南方にある。[8]
主なエピソード
- 黄金水の十二個の玉の一つ、黄金の玉を保管していた時彦は、デカタン高原で悪神・竹熊一派に欺されて玉を奪われてしまう。〔第1巻第45章「黄玉の行衛」#〕
- 妖幻坊の杢助は高姫(高宮姫)を雲に乗せ空を逃げたが、高姫はデカタン高原のある地点で空から転落して気絶した。〔第52巻第22章「空走」#、第23章「盲動」#[9]〕
→その他のエピソードは、デカタン高原にある各国のページを見よ。
現実のデカタン高原
インド半島の大部分を占めるデカン高原のこと。「デカン」はサンスクリット語で「南」を意味する。
脚注
- ↑ 第70巻第17章「春の光」#:「デカタン高原の名物、大暴風は牢獄の桁をギクギク揺つて通る」
- ↑ 第1巻第45章「黄玉の行衛」#:「ついで十二の神輿はデカタン国の麗しき原野を神司らによつて担ぎまはされた」
- ↑ 第39巻第12章「種明志」#:(ハムの歌)「生れはデカタン高原の 南の端に青山を 四方にめぐらすガランダの テームス王の子と生れ」
- ↑ 第39巻第12章「種明志」#:(イールのセリフ)「私はデカタン高原のサワラといふ小さい国の首陀の家に生れた者ですが」
- ↑ 第41巻第7章「忍術使」#:「デカタン高原の東北方にあたるカルマタ国に、ウラル教の本城を構へ」、第43巻第13章「軍談」#:「又もやデカタン高原の北方なるカルマタ国に、盤古神王塩長彦を奉じて現はれ出でたる、ウラル教の常暗彦が軍勢」
- ↑ 第41巻第8章「無理往生」#:「中央印度のデカタン高原の南方に当るテルマン国と云ふ、住民殆ど十万に近き、印度では相当な大国があつた」
- ↑ 第66巻第7章「女白浪」#:「デカタン高原中の、最高地、而も地味最も肥たるトルマン国の西北端に、雲に聳えた大高山がある」
- ↑ 第67巻第11章「暗狐苦」#:「デカタン高原の西南方に当つてタラハン国と云ふ、人口二十万を有する地味の肥た産物の豊かな国土がある」
- ↑ 第52巻第23章「盲動」#:「高姫は妖幻坊にかつ攫はれ、空中を翔り行く途中に於て、デカタン高原の或地点で妖幻坊に取放され、空中より砂つ原に顛落して気絶してゐた」