呉の海

呉の海（くれのうみ）は、霊界物語に登場する海。現代の地中海西部、または黒海の辺り。

概要

• 別名：唐の湖（からのうみ）
• 表記ゆれ：くれの海、呉の湖（くれのうみ）
• 初出：第12巻第1章「正神邪霊」#

呉の海と唐の湖

「玉ノ井の湖」が魔軍の侵略を受けた時、湖水が天に舞い上り、二つに分かれて出来たのが「呉の海」と「琵琶の海」（カスピ海）である。

別の章には、東に分かれた湖水は「牛の湖水」で現代の裏海（カスピ海）であり、西に分かれた湖水は「唐の湖」で現代の黒海であると書いてある。

したがって「呉の海」と「唐の湖」は同一の海（湖）ということになる。しかし呉の海は地中海の西部とも考えられるので、黒海とはかなり位置が異なり、矛盾が生じる。→「唐の湖」も参照

主なエピソード

第12巻第16～21章で、呉の海を進む国武丸の船上、及び呉の海に浮かぶ橘島が舞台となる。

　→詳細は「国武丸」「橘島」を見よ

現実の呉の海

日本では、瀬戸内海の呉の付近。

世界では、地中海の西部、または黒海のこと（前述）。