「霊界物語の輯巻篇章」の版間の差分

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また、章題の後ろには第1巻から累計した章番号(仮に「通巻章番号」と呼ぶことにする)が付いている。
また、章題の後ろには第1巻から累計した章番号(仮に「通巻章番号」と呼ぶことにする)が付いている。


章の総数は2108個あるが、通巻章番号は1から2047までしかない。理由は後述。 →「[[#篇と章の数]]」
章の総数は2108個あるが、通巻章番号は1から2047までしかない。また、1807~1828の22章は重複している。理由は→「[[#篇と章の数]]」


== 階層構造の名称変更 ==
== 階層構造の名称変更 ==
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ただし通巻の章番号は2047(第81巻第20章)までしかない。これは[[入蒙記]](39章)には通巻章番号が振られておらず、また[[第64巻下]]の通巻章番号(1807~1828の22章)が他の巻と重複しているからである。そのため 2047+39+22=2108 となる。(重複理由については「[[霊界物語#巻番号の変動]]」の項を参照)
ただし通巻の章番号は2047(第81巻第20章)までしかない。これは[[入蒙記]](39章)には通巻章番号が振られておらず、また[[第64巻下]]の通巻章番号(1807~1828の22章)が他の巻と重複しているからである。そのため 2047+39+22=2108 となる。(重複理由については「[[霊界物語#巻番号の変動]]」の項を参照)


[[第7巻]]までは50章ずつで、[[第8巻]]から章の数が減っているが、{{rm09|8|0001|序文}}にその理由として「総じてこの霊界物語は、口述の最初に当り五百六十七節にて完成する考へを以て、一冊を五十節に刻み全十二冊の予定のところ、到底是にてはその一部分をも講了すべからざるを覚り、本巻よりは一冊五十章組の規定を破り、口の車の行き突きばつたりに歩を進むる事と致しました」と記されている。
[[第7巻]]までは50章ずつで、[[第8巻]]から章の数が減っているが、{{rm09|8|0001|序文}}にその理由として〈総じてこの霊界物語は、口述の最初に当り五百六十七節にて完成する考へを以て、一冊を五十節に刻み全十二冊の予定のところ、到底是にてはその一部分をも講了すべからざるを覚り、本巻よりは一冊五十章組の規定を破り、口の車の行き突きばつたりに歩を進むる事と致しました〉と記されている。


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! 合計 || 369 || 2108
! 合計 || 369 || 2108
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== 巻番号の変動 ==
[[第66巻]]以降は、口述時の巻番号と出版時の巻番号に変動がある。これは第71巻(現・[[第64巻下]])が発禁になったため巻番号を再編成したと思われる。 →「[[霊界物語の口述日と初版発行日#各巻の口述日と初版発行日]]」を参照
== 通巻章番号の変動 ==
巻番号が変動したため、通巻の章番号にも変動が生じている。当初は口述順で付けられた思われるが、第71巻(現・[[第64巻下]])の発禁によって巻構成が再編成され、それに伴い通巻章番号も付け直されたのだと思われる。
第67巻([[王仁蒙古入記]]→[[入蒙記]])と第71巻(現在の[[第64巻下]])が巻構成から除外されたため、61章減っている(1892→1831)。
第67巻は『[[王仁蒙古入記]]』と題して出版された後も、霊界物語の巻として刊行する予定だったらしく<ref>[[校定版]]のあとがき(昭和45年)に「出口聖師の入蒙記録は(略)「王仁蒙古入記」として大正十四年二月十四日蚕都新聞社から出版されたものです。 その後、霊界物語第六十七巻として発行される予定でしたが」とある。</ref>、それを前提に第71巻(現・第64巻下)は通巻章番号1807~1828が付けられて刊行されたのだと思われる。発禁となり、大戦後に第64巻下として発行されたが<ref>第64巻と合冊して発行せよと王仁三郎の指示があった。</ref>、通巻章番号はそのままとしたため、1807~1828は'''他の巻(第71~72巻)と重複'''することとなった。
{| class="wikitable"
! 口述時の巻番号 !! 章の数 !! 口述順で付けた場合の通巻章番号 !! 初版の巻番号 !! 発行順 !! 発行時の通巻章番号 !! 現在の巻番号
|-
| 第64巻 || 27 || 1630~1656 || 第64巻 || ② || 1630~1656 || [[第64巻上]]
|-
| 第65巻 || 26 || 1657~1682 || 第65巻 || ⑥ || 1657~1682 || [[第65巻]]
|-
| 第66巻 || 22 || 1683~1704 || 第69巻 || ⑩ || 1746~1767 || [[第69巻]]
|-
| 第67巻 || 39 || 1705~1743 || [[王仁蒙古入記]] || ① || なし || -
|-
| 第68巻 || 20 || 1744~1763 || 第66巻 || ⑦ || 1683~1702 || [[第66巻]]
|-
| 第69巻 || 22 || 1764~1785 || 第67巻 || ⑧ || 1703~1724 || [[第67巻]]
|-
| 第70巻 || 21 || 1786~1806 || 第68巻 || ⑨ || 1725~1745 || [[第68巻]]
|-
| 入蒙記 || 39 || ? || - || - || なし || [[入蒙記]]
|-
| 第71巻 || 22 || 1807~1828 || 第71巻【発禁】 || ③ || 1807~1828 || [[第64巻下]]
|-
| 第72巻 || 22 || 1829~1850 || 第70巻 || ⑪ || 1768~1789 || [[第70巻]]
|-
| 第73巻 || 20 || 1851~1870 || 第71巻 || ⑫ || 1790~1809 || [[第71巻]]
|-
| 第74巻 || 22 || 1871~1892 || 第72巻 || ⑬ || 1810~1831 || [[第72巻]]
|}
== 関連項目 ==
* [[:カテゴリ:霊界物語の篇題]]
* [[:カテゴリ:霊界物語の章題]]


== 脚注 ==
== 脚注 ==
<references/>
<references/>


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[[Category:霊界物語|*]]
[[Category:霊界物語]]