「元外宮」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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2024年7月27日 (土) 12:27時点における最新版

元外宮(もとげぐう)とは、伊勢神宮外宮の元の鎮座地のこと。伝承地は複数ある。

概要

「止由気宮儀式帳」や「豊受皇太神御鎮座本紀」によると、雄略天皇の御代に天照大神が天皇の夢に現れてお告げをした。「一人でいるのは苦しくて食事も安らかに出来ないので、丹波の比治の真奈井に坐す等由気大神(とゆけのおおかみ)を招くように」とのことなので、雄略天皇は丹波から等由気大神を招き度会の山田原(やまだのはら。外宮の鎮座地)に宮殿を建てて祀った。〔伊勢神宮の公式サイトの説明による[1]

元の鎮座地である真奈井の伝承地は複数あり、主な伝承地は次の場所がある。

  1. 比沼麻奈為神社(京都府京丹後市峰山町久次)
  2. 籠神社の奥宮「真名井神社」(京都府宮津市字大垣)
  3. 豊受大神社(京都府福知山市大江町天田内)

出口王仁三郎は、伊勢外宮の一番最初の鎮座地は綾部の本宮山であり、後に比沼麻奈為に遷ったと教えている。 →「比沼麻奈為神社#元の鎮座地は本宮山

比沼麻奈為神社

丹後半島の真ん中に鎮座する。

霊界物語には「比沼の真名井」に「豊国姫」が降臨するエピソードがある。また、王仁三郎の実弟(上田幸吉)が宮司を務めていたこともあった。→「比沼麻奈為神社

真名井神社

元伊勢籠神社の奥宮であり、籠神社の元の鎮座地である。

豊受大神社

元伊勢内宮皇大神社の南方およそ3キロほどの場所にあり、皇大神社・豊受大神社・天岩戸神社(皇大神社横の谷川沿いに建つ)の三社で元伊勢三社と呼ばれている。

関連項目

脚注

  1. 正宮 豊受⼤神宮(2024/7/27閲覧)
  2. 「魚」は「マナ」と読む。