「竹熊」の版間の差分
Jump to navigation
Jump to search
73行目: | 73行目: | ||
* [[高杉別]]、[[森鷹彦]]: | * [[高杉別]]、[[森鷹彦]]: | ||
− | == | + | == 似た名前の人物 == |
* [[竹熊彦]]:常世姫の部下。第2巻に登場。 | * [[竹熊彦]]:常世姫の部下。第2巻に登場。 | ||
* [[武熊別]](たけくまわけ) | * [[武熊別]](たけくまわけ) |
2020年8月30日 (日) 20:34時点における最新版
竹熊(たけくま)は、霊界物語に登場する人物。「悪神」[1]「邪神の棟梁」[2]。戦いに敗れて「死海の怨霊(悪霊)」[3] [4]となり、再生して棒振彦になる[4](後に美山彦と詐称する)。
概要
- 初出:第1巻第25章「武蔵彦一派の悪計」#(竹熊)、第1巻第50章「死海の出現」#(棒振彦)
- 妻は菊姫。しかし離縁して木常姫と結婚する(木常姫も夫の猿飛彦に離縁される)。[5]
- 表面はきわめて温良な風姿を装っているが、内心は極悪無道の性質を持っている。[6]
主なエピソード
- 第1巻の第25~50章のほぼ全ての章に、竹熊が登場する。 →詳細は「第1巻」を見よ
- 第1巻第25章で、最初は、武蔵彦一派(武蔵彦・春子姫・足長彦)の部下的な立場で登場する──武蔵彦一派は黄金橋破壊[7]に失敗した後、再び黄金橋を占領破壊するために悪神たちを集めた。竹熊は木常姫と共に、その大将になっている[8]。
- 同じ章の後半以降、武蔵彦は登場しなくなり、最後の第50章まで、竹熊が悪神の活動の中心となり、竹熊一派と呼ばれるようになる。[9]
竹熊一派の主な活動
- 第1巻第25章「武蔵彦一派の悪計」#
- 第1巻第26章「魔軍の敗戦」#
- 第1巻第27章「竜宮城の死守」#
- 第1巻第28章「崑崙山の戦闘」#
- 第1巻第33章「エデンの焼尽」#
- 第1巻第34章「シナイ山の戦闘」#
- 竹熊一派の魔軍はシナイ山に攻め寄せた。大八洲彦命が守るが窮地に陥る。真澄の珠を山頂の厳の御魂へ渡す。厳の御魂が真澄の珠で息吹きの神業を行うと、魔軍は遁走した。
- 第1巻第36章「一輪の仕組」#
- 第1巻第38章「黄金水の精」#
- 竹熊は「黄金水の十二個の玉」を奪い取ろうと企む。
- 第1巻第39章「白玉の行衛」#
- 田依彦の白色の玉を奪う。
- 第1巻第40章「黒玉の行衛」#
- 玉彦の黒色の玉を奪う。
- 第1巻第41章「八尋殿の酒宴(一)」#~第1巻第42章「八尋殿の酒宴(二)」#
- 第1巻第43章「丹頂の鶴」#
- 鶴若の赤い玉を奪う。
- 第1巻第44章「緑毛の亀」#
- 亀若の緑の玉を奪う。
- 第1巻第45章「黄玉の行衛」#
- 時彦の黄金の玉を奪う。これで10個の玉を手に入れた。
- 第1巻第46章「一島の一松」#
- 第1巻第47章「エデン城塞陥落」#
- 第1巻第48章「鬼熊の終焉」#
- 第1巻第49章「バイカル湖の出現」#
- 第1巻第50章「死海の出現」#
- 竹熊は高杉別・森鷹彦の変心を恨み、二人に報復しようとする。そのためには先ず大八洲彦命を滅ぼす必要を感じた。
- 竹熊・木常姫の魔軍は竜宮城を取り囲む。大八洲彦命は頭槌の玉を魔軍に向かって投げる。竹熊は通力を失い、12個の玉(本物10個、偽物2個)と共に地上に落下した。天から金勝要神・未姫命が天の逆鉾を投げ下ろす。竹熊は天の逆鉾に当たって終焉した。
- 竹熊の血は溢れて湖水となった。これを死海と呼ぶ。竹熊は死海の怨霊となった。竹熊の部下たちも死海の邪鬼となった。12個の玉も死海に沈んだ。
- 木常姫も死海の周囲の山に墜落して最後を遂げた。
- 竹熊は棒振彦として、木常姫は高虎姫として(第2巻で)再生することになる。 →「棒振彦」「高虎姫」を見よ
関係が深い人物
似た名前の人物
脚注
- ↑ 第1巻第25章#:「その時に参加した悪神は竹熊、木常姫を大将とし」、第21巻第18章#:「昔竹熊と云ふ悪神が居つて」
- ↑ 第3巻第45章#:「エデンの園は、かつて邪神の棟梁竹熊の割拠せし所にして」
- ↑ 第1巻第50章#:「竹熊の霊魂はその後死海の怨霊となつた」
- ↑ 4.0 4.1 第2巻第5章#:「死海の悪霊となりし竹熊、木常姫は、再生して棒振彦、高虎姫と化り」
- ↑ 第1巻第27章「竜宮城の死守」#
- ↑ 第1巻第25章#
- ↑ 第1巻第24章「神世開基と神息統合」#
- ↑ 第1巻第25章「武蔵彦一派の悪計」#:「武蔵彦、春子姫、足長彦の悪神は、最初の黄金橋破壊に失敗したので、こんどは大挙して一挙に之を打ち落さむとし(略)その時に参加した悪神は竹熊、木常姫を大将とし」
- ↑ 第1巻第25章「武蔵彦一派の悪計」#:「一旦退却した竹熊の一派は」「竹熊一派を憐れみ」