神示の方舟
(目無堅間の船から転送)
神示の方舟(しんじのはこぶね)とは、
(1) 霊界物語で、大洪水から神人たちを救った舟のこと。別名「目無堅間の船(めなしかたまのふね)」[1]。「方船」とも表記されるが、「箱舟」「箱船」とは表記されない。本項では「方舟」に表記を統一する。
- 銀杏の実を浮かべたような形で、上面は全て樟の堅い板で、中高に丸く覆われ、側部にわずかに空気穴が開いている。船の中には神人たちを始め、牛馬、羊、鳥などが一つがいずつ入れられ、数十日間の食べ物が用意されている。[2]
- 第5巻第22章「神示の方舟」#にて、大江神(鬼武彦の別名。言触神の一人)が顕恩郷の神人らに方舟を造ることを教えた。333艘の方舟が造られ、果物や家畜、草木の種などが満載された。大洪水の際に顕恩郷の住民はみな方舟に乗りヒマラヤ山(地教山)に避難し、大洪水後に〈二度目の人間の祖〉となった。
- 第5巻第48章「弥勒塔」#にて、祝部神(言触神の一人)が各地で方舟を造ることを命じた。
- 船の数は「幾百千」とも記されている[3]。
- 大洪水から神人たちを救ったものは、神示の方舟と、天の浮橋から垂れる救いの綱と、琴平別神が変化した大きな亀の3つである。その中でも方舟がもっとも役に立った。[4]
上述のように、大江神が顕恩郷において方舟を造ることを教えている。
関連項目
脚注
- ↑ 第6巻第15章「大洪水(一)」#
- ↑ 第6巻第15章「大洪水(一)」#
- ↑ 第6巻第17章「極仁極徳」#:〈見渡す限り地は一面の泥の海、彼方此方の高山は僅かにその頂を水上に現はすのみなりき。地教山に漂ひきたる方舟は幾百千とも限り無く、山の八合目あたりに打つけたる太き杭に舟を繋ぎ、やうやく難を避け、山上の神殿めがけて、隙間もあらず駆け登るあり。〉
- ↑ 第6巻第19章「祓戸四柱」#:〈天地の大変動により、大地は南西に傾斜し、其のため大空の大気に変動を起し、数多の神人が、唯一の武器として使用したる天磐樟船、鳥船も、宇宙の震動のため何の効力もなさざりき。その時もつとも役立ちしは神示の方舟のみにして、金銀銅の三橋より垂下する救ひの綱と、琴平別が亀と化して、泥海を泳ぎ、正しき神人を高山に運びて救助したるのみなりける。〉