21,339
回編集
差分
Jump to navigation
Jump to search
→第1~36巻
<書きかけ>
=== 第1~36巻 ===
* [[第1巻]]'''【幽界探検と玉の争奪戦】'''前半は明治31年の[[高熊山修業]]の様子と、[[幽界]](地獄界)の探険記である/後半からは太古の神代の物語となる。王仁三郎はまず、天地剖判の様子を目撃する/[[地の高天原]]において「[[三個の宝珠]]」と「[[黄金水の十二個の玉]]」をめぐり、正神対邪神の闘争が起こる。
* [[第2巻]]'''【常世姫の陰謀と天地の律法】'''邪神の[[常世姫]]が、正神の[[言霊別]]を失脚させるため陰謀を仕掛ける/太白星の精霊・[[生代姫命]]が、[[黄金水の玉]]に替わる新しい十二個の玉を地球に与える/[[国祖]]が「[[天地の律法]]」を制定するが、宰相格の[[稚桜姫命]](稚姫君命)が最初の律法違反者となり追放される。
* [[第3巻]]'''【十二の国魂の争奪戦と大道別の召命】'''[[国祖]]は「[[太白星の十二個の玉]]」を地上12ヶ所に国魂として祭り世界を統治する。しかし邪神の[[常世彦]]がそれを奪い取ろうとたくらむ/[[常世会議]]([[第4巻]])への伏線として、[[大道別]]の召命のドラマが描かれる/[[天使長]]が次々と更迭され神政が崩壊して行く。
* [[第4巻]]'''【常世会議と国祖隠退】'''邪神の[[常世彦]]が主催した世界平和会議「[[常世会議]]」。常世彦の世界征服の野望を阻止するため[[大道別]]らが活躍する/常世彦の陰謀で[[国祖]]が地上神界の主宰神の地位から追放されてしまう「[[国祖隠退]]」/神の目から見た宇宙の姿「[[神示の宇宙]]」。地球は平たい地「平」だった。
* [[第5巻]]'''【天の浮橋と言触神】'''[[国祖隠退]]後は[[常世彦]]の放漫な神政によって世界は乱れ天変地妖が続発する/空に巨大な金色の「[[天の浮橋]]」が出現する/終末の予言警告を伝える[[言触神]]が世界各地に派遣される。
* [[第6巻]]'''【大洪水と国生み】'''[[大洪水]]により地上は泥海と化しついに地球の地軸が傾いてしまう/泥海と化した地上で新しい国土を造るため国生みの神業が行われる/[[三五教]]が誕生し宣伝使たちの活動が始まる。
* [[第7巻]]'''【日の出神のアフリカ宣教の物語】'''[[日の出神]]が月氏国(現代のインド)、竜宮島(オーストラリア)を経て筑紫島(アフリカ)に渡り、神の教えを宣伝しながら、神柱となる各地の[[守護職]]を任命していく。
* [[第8巻]]'''【日の出神の弟子たちの南米物語】'''[[高砂島]](現代の南米)で[[日の出神]]の弟子たちが宣伝活動を行い、各地の[[守護職]]が決まっていく/[[第10巻]]の「[[黄泉比良坂の戦い]]」に向けた伏線が張られていく。
* [[第9巻]]'''【松竹梅と月雪花の宣伝使の南米物語】'''[[高砂島]]から([[黄泉比良坂の戦い]]のために)[[常世の国]]へ向かう[[宣伝使]]たちの物語/[[松竹梅の三姉妹]]と[[月雪花の三姉妹]]が宣伝使として旅立つ。
* [[第10巻]]'''【黄泉比良坂の戦い】'''[[黄泉島]](ムー大陸)を舞台に、[[自転倒島]]の正神と[[常世の国]]の邪神の決戦「[[黄泉比良坂の戦い]]」が行われる。これは太平洋戦争の予言にもなっている。
* [[第11巻]]'''【大気津姫退治の物語】'''[[コーカス山]]の邪神・[[大気津姫]]を[[三五教]]の宣伝使集団が退治する。「大気津姫」とは贅沢飽食の権化であり、超富裕層の象徴である。中央アジアが舞台となる。
* [[第12巻]]'''【天の岩戸開きの物語】'''第1篇から第3篇まですべて「[[天岩戸開]]」という篇題がついており、「[[天の岩戸開き]]」が様々な形で行われる。エジプトや地中海が舞台となる。
* [[第13巻]]'''【フサの国の日の出別と半ダース宣伝使の物語】'''[[フサの国]](現代のイラン)を舞台に、[[日の出別命]]の弟子である[[半ダース宣伝使]]が身魂磨きの旅をする/地下の岩窟の中で数々の試練に遭いながら進んで行き、最後に[[本守護神]]が現れる/半ダース宣伝使が初登場する。彼らのうち[[梅彦]]、[[音彦]]、[[亀彦]]の三人は[[第72巻]]までの重要人物である。
* [[第14巻]]'''【フサの国の小鹿峠の物語】'''[[フサの国]]を舞台に、[[弥次彦]]・[[与太彦]]・[[勝彦]]らが身魂磨きの旅をする。[[小鹿峠]]の48ある峠を進みながら、強風に吹き飛ばされて谷底で気絶し[[中有界]]を旅するというシーンが3回繰り返される/死者の霊魂が必ず渡る「[[三途川]]」と「[[一途川]]」が登場し、死者の霊魂の行方について説明される。
* [[第15巻]]'''【素尊の世界経綸が始まる】'''[[バラモン教]]に支配されていた[[メソポタミヤ]]の「[[顕恩郷]]」が、三五教の宣伝使たちによって解放される/[[素尊]]の娘である[[八人乙女]]や、[[ウラナイ教]]の[[高姫]]と[[黒姫]]、[[バラモン教]]の[[鬼雲彦]]([[大黒主]])という、[[第72巻]]までの重要な役割を演じる人物たちが初登場する巻である/素尊が世界救済へと旅立つ。その経綸の本拠地として「[[斎苑の館]]」が建設される。
* [[第16巻]]'''【丹後の英子姫一行の物語】'''第16~20巻は丹後・丹波地方が舞台となる。本巻では[[英子姫]]、[[悦子姫]]、[[亀彦]]の三人の宣伝使が、丹後地方を舞台に活躍する/[[バラモン教]]の[[鬼雲彦]]のアジトになっていた[[大江山]]からバラモン教が一掃される/[[ウラナイ教]]の[[高姫]]が[[冠島]]の「[[如意宝珠の玉]]」を盗み出し呑み込んでしまう/[[丹波村の平助一家]]の物語(前編)。バラモン教に捕まった娘・[[お節]](節子姫)が無事に帰ってくる。
* [[第17巻]]'''【丹波の悦子姫一行の物語】'''[[丹波村の平助一家]]の物語(後編)。平助夫婦が改心する。/[[悦子姫]]一行は[[鬼ケ城山]]のバラモン教と[[言霊戦]]を行い勝利を収める。
* [[第18巻]]'''【弥仙山で玉照姫が誕生する】'''「[[錦の宮]]」の神柱となる[[玉照姫]]の誕生にまつわる物語/[[弥仙山]]の麓で[[お玉]]が産んだ赤ちゃんに、[[悦子姫]]が「[[玉照姫]]」と命名する/[[ウラナイ教]]の[[黒姫]]が玉照姫を奪い取ろうとたくらむが失敗する。
* [[第19巻]]'''【高熊山で玉照彦が誕生する】'''[[高姫]]、[[黒姫]]、[[松姫]]らが[[三五教]]に改宗し、[[ウラナイ教]]が衰退する/[[高熊山]]で[[玉照彦]]が生まれ、[[世継王山]]に運ばれる。玉照彦は玉照姫と並び[[錦の宮]]の神柱となる。
* [[第20巻]]'''【錦の宮の経綸が始まる】'''[[自転倒島]]の三五教の拠点として「[[錦の宮]]」が発足し、新しい宣伝使が育っていく/[[天の真浦]]が「[[不言実行]]」を学び、その弟の[[宗彦]]は[[蜈蚣姫]]から「[[黄金の玉]]」を取り返す。
* [[第21巻]]'''【高春山のアルプス教の物語】'''第21~22巻は[[津の国]](摂津)が主な舞台となる/本巻では[[高春山]]の[[アルプス教]]を舞台に、教主の[[鷹依姫]]や、玉を奪った[[高姫]]が言向け和される。まだ6歳の[[お初]](初稚姫)が活躍する/高姫は呑み込んだ「[[如意宝珠の玉]]」「[[紫の玉]]」を吐き出し、二個の玉が[[錦の宮]]に納められる。
* [[第22巻]]'''【鷹鳥山の鷹鳥姫の物語】'''[[高姫]]・[[黒姫]]が保管していた[[三つの玉]]が無くなってしまい、玉探しの旅が始まる/高姫は[[鷹鳥山]]に[[鷹鳥姫]]と名乗って住み込み、玉の行方を追う/三つの玉は[[言依別命]]・[[玉能姫]]・[[初稚姫]]によって、[[高熊山]]と[[神島]]に秘かに埋蔵された。
* [[第23巻]]'''【瀬戸内海で玉探しをする高姫の物語】'''近畿地方一帯(熊野~丹波~摂津~瀬戸内海)が舞台となる/[[木山の里]]で生き別れた親子八人が再会する/高姫が瀬戸内海に出て、紛失した三つの玉を探し回る。
* [[第24巻]]'''【竜宮島の玉探しの物語(前編)】'''第24~25巻は[[竜宮島]](現代のオーストラリア)が舞台となる/高姫や黒姫たちが[[三つの玉]]を探すため竜宮島を訪れるが、玉は無いと思って[[自転倒島]]に帰ってしまう/後を追ってやって来た[[玉能姫]]・[[初稚姫]]一行に、[[諏訪の湖]]の[[玉依姫命]]が五つの[[麻邇宝珠]]を与えると約束する。
* [[第25巻]]'''【竜宮島の玉探しの物語(後編)】'''前半では[[清公]]の身魂磨きの旅が描かれる/宣伝使一行が[[諏訪の湖]]の[[玉依姫命]]から五つの[[麻邇宝珠]]を受け取る。
* [[第26巻]]'''【五つの麻邇宝珠が錦の宮に奉納される】'''[[竜宮島]]から運ばれた五つの[[麻邇宝珠]]が、綾の聖地の「[[錦の宮]]」に運ばれ奉納される/[[高姫]]・[[黒姫]]らは騙されて[[竹生島]]に玉探しに行く/本巻のほぼすべてが[[七五調]](七音の句と五音の句を繰り返す形式)の歌で書かれている特殊な巻である。
* [[第27巻]]'''【琉球の二つの玉の物語】'''前半は[[錦の宮]]が舞台となる。五個ある[[麻邇宝珠]]のうち四個が無くなり、それを探すため高姫たちが世界各地に旅立つ/後半は[[琉球]]が舞台となる。[[言依別命]]一行が琉球の竜神から「[[琉の玉]]」と「[[球の玉]]」を受け取る。
* [[第28巻]]'''【台湾島の日楯・月鉾の物語】'''[[台湾島]]の三五教の教主・[[真道彦命]]の息子である[[日楯]]・[[月鉾]]の兄弟が、台湾島を乗っ取った宰相兄弟から国を取り戻す/日楯・月鉾は[[琉球]]に渡り、台湾救済の神宝を受け取って帰り、台湾島を救う。
* [[第29巻]]'''【高砂島で鷹依姫と高姫が改心する物語】'''[[第29巻]]から[[第33巻]]の前半までは[[高砂島]](現代の南米)が舞台となる/本巻では、[[鷹依姫]]と[[高姫]]が改心し、玉への執着を捨て去る/鷹依姫一行と高姫一行は[[アマゾン]]へ向かい、[[第32巻]]のアマゾン神業に向けて伏線が敷かれていく。
* [[第30巻]]'''【高砂島の末子姫の物語/国依別の物語(前編)】'''[[テルの国]](現代のチリ)が主な舞台となる/[[末子姫]]がバラモン教の[[石熊]]を改心させ、[[ウヅの国]](現代のアルゼンチン)へ行って女王となる/[[言依別命]]と[[国依別]]が旱魃から人々を救う/巻末に「[[天津祝詞解]]」が収録されている。
* [[第31巻]]'''【高砂島の国依別の物語(後編)】'''[[国依別]]が[[ヒル]](現代のペルー)の都で発生した大地震を「[[球の玉]]」の力で鎮める/[[日暮シ山]]のウラル教の教主・[[石熊]]などが改心し、アマゾンの神業の準備が整っていく。
* [[第32巻]]'''【アマゾンの「兎の都」の物語】'''[[アマゾン]]に三五教の宣伝使18人が集結し、「[[兎の都]]」の兎たちを襲う怪獣[[モールバンド]]と[[エルバンド]]を言向け和す/モールバンドの手先となっていた猛獣たちも言向け和し、猛獣に対して律法を定める/[[素尊]]によって[[国依別]]と[[末子姫]]の結婚が決まる。
* [[第33巻]]'''【三五の玉の神業が完了する】'''前半は[[高砂島]]の[[ウヅの都]]が舞台となり、[[国依別]]と[[末子姫]]の結婚式が行われる/後半は自転倒島の[[錦の宮]]が舞台となる。五つの[[麻邇宝珠]]が奉納され、[[三五の玉]]の神業が完了する/高姫と黒姫が過去の人生を告白し、生き別れた子供や夫と再会する。
* [[第34巻]]'''【筑紫島の黒姫の物語(前編)】'''第34~35巻は、[[黒姫]]が逃げた夫を探すため[[筑紫島]](現代のアフリカ)を旅して回る物語である/黒姫は赤子を35年前に捨てたが、その子供探しの旅ともなる。
* [[第35巻]]'''【筑紫島の黒姫の物語(後編)】'''[[スッポンの湖]]の大蛇を[[玉治別]]たちが言向け和す/黒姫は夫とは会えなかったが、35年前に捨てた子供が玉治別だと判り、再会を遂げる。
* [[第36巻]]'''【シロの島の物語】'''[[シロの島]](現代のセイロン島)が妖僧・[[竜雲]]に乗っ取られ、サガレン王が追放される/[[天の目一つの神]]と[[君子姫]]の協力によって国を取り戻す。
=== 第37~72巻、入蒙記 ===
* [[第37巻]]'''【王仁三郎の青年時代の自叙伝(前編)】'''第37~38巻は王仁三郎の二十代後半の出来事が描かれた自伝である。大本草創期の記録でもある/本巻には主に明治31年から32年にかけての出来事が記されている/王仁三郎(当時は上田喜三郎)は「喜楽」という雅号で登場する。