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西田はこの王仁三郎の命令を忠実に守り、王仁三郎危篤(昭和23年1月)の際にも、妻・雪の葬儀(昭和26年6月)の際にも腰を上げず亀岡に行かなかった。西田はこの王仁三郎の命令を忠実に守り、王仁三郎危篤(昭和23年1月)の際にも、妻・雪の葬儀(昭和27年6月)の際にも腰を上げず亀岡に行かなかった。
西田元教
,→大本追放
{{inyou|(略)やがて日本も、もう二へん立替えをやらんならん。だけどなあ、お前もワシも人間に生まれた身や、限りのある肉体や!だから万古変わらぬ世界立替えの神力に繋がる証拠の品が要るのや。お前も一つは見たことがあるやろ、まだ見せたことのない宝は、今ここへ持って来た、これや。これはワシも手放さず側へ持っていたいが、これからの大本は次から次へと魔の手が伸びて来る。役員じゃ、幹部じゃ言うて威張ったところで、金神様の代わりは出来ん、屁の突っ張りにもならん奴らばかりや。だから秘密を明かす人間はお前しかおらんのや、西田を見たら殺してくれと頼んだのは、この秘密を守るための手段や。この神界の秘密のためとは言え、お前や妹ゆきにもすまんことやけど、よう不足に思わんと朝夕神様に仕えてくれて、神様も今日の日を非常に喜んでくれているが、万事一寸の狂いもなく立替え立直しの神業の出来るのは、お前あってのワシや。見込んだりや出口王仁三郎!見込まれたりや西田元教、申すまでもなく他言はまかりならんど!(略)この○○は時節が来ればドエライ働きをする大切なものだが、天界からのお手伝いがない限り、大本の中でこれを使える人間は一人もおらんのや。例えこの王仁が再びお前を呼ぶようなことがあっても、天界のお許しのない限りは、ワシの使いと名乗る者が来ても何も知らぬで通すやうにしてくれ、肉体的には今夜がお前との最後の別れと承知してくれ(略)|[[森恵昭]]「カミにも裏表あり」}}
昭和32年(1957年)2月、西田のもとに王仁三郎の神霊が現れ、時が来たと命じられ、二個の玉を大本に返すことになった。同年4月24日、大本に行き、三代教主[[出口直日]]に二個の玉を渡す。直日はそれを[[宇知麿]]に渡した。