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大道別
,→第3巻
大道別は[[モスコー]]を出て、長い歳月、各地を漂浪する。[[南高山]]の谷間に転落し、頭を負傷、多量に出血する。その出血によって精神や、耳、目、口は回復した。南高山の神司([[玉純彦]]、[[高山彦]]ら)に発見され、南高山の城塞に連れて行かれる。[[八島姫]](南高山の守神・[[大島別]]の娘)の身代わりとして[[荒河明神]]の生贄になるが、逆に荒河明神を退治した。そこへ女神([[国直姫命]])が天から下り──汝はこれより仮に道彦と名乗り、各地を巡って悪神の陰謀を探れ──と命じた。〔{{rm|3|33|巴形の斑紋}}~{{rms|3|34|旭日昇天}}〕
大道別は道彦と改名し、痴呆で聾唖のふりをして、[[南高山]]の城塞を出た。[[八島姫]]は生命の恩人である道彦の妻になりたいと思っており、道彦の後を追った。八島姫が後ろから声をかけるが、道彦は聾唖で聞こえないふりをして先に進んで行く。ついに八島姫は、生きて恋に苦しむよりは…と自決しようとするが、白狐が現れて自決を阻止する(道彦の身辺を守っていた白狐の[[高倉]]・[[旭]])。すると天使()。すると二柱の天使([[国直姫命]]の使神)が現れて、使命を伝えた。二人の使命はどちらも悪神の計画を探っての使神)が現れて、二人にそれぞれ使命を伝えた。二人の使命はどちらも悪神の計画を探って[[国直姫命]]に報告せよというものだが、互いに相手の使命は知らされなかった。〔{{rm|3|35|宝の埋換}}~{{rms|3|36|唖者の叫び}}〕
道彦は[[長高山]]、[[高白山]]で邪神の謀計を打ち破り、[[常世の国]]の[[スペリオル湖]]を渡り、[[常世城]]に入って従僕となった。抜擢されて[[八王大神常世彦]]の給仕役となり、邪神の計画を総て探知した。([[八島姫]]も常世城に入り、[[常世姫]]の侍女となり、邪神の一切の計画を探った)〔{{rm|3|36|唖者の叫び}}~{{rms|3|39|乗合舟}}〕