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玉治別
,→概要
* 年齢は35歳。<ref>{{rm|35|24|歓喜の涙}}:玉治別のセリフ「ハイ、当年三十五歳になりました」</ref>
* 幼名は「'''富士咲'''(ふじさく)」。名の由来は、背中の真ん中に富士山の形の白いアザがあり、これは木花咲耶姫に因縁がある子供だろうということで、母親([[黒姫]])が名付けた。<ref>{{rm|35|24|歓喜の涙}}:黒姫のセリフ「私の捨てた子には、背中の正中に富士の山の形が、白い痣で出て居つた筈だ。これは全く木花咲耶姫さまの因縁のある子供だからといつて'''富士咲'''といふ名をつけておいたのだが」、玉治別のセリフ「私の小さい時は'''富士咲'''と申しました」</ref>
* 玉治別は捨て子である。生まれてすぐに捨てられた。産みの父母は誰だか分からなかったが、母は[[黒姫]]({{rm|35|24|歓喜の涙}}で判明)、父は[[高山彦]]({{rm|33|21|峯の雲}}で判明)だと判明する(→出生の経緯は「[[黒姫]]」「[[高山彦]]」を見よ)。玉治別は[[フサの国]]の[[高井ケ岳]]の山麓にある[[高井の村]]に住む人子の司の[[高依彦]]・[[高依姫]]夫婦に育てられた。15歳の春に、家に賊が侵入して両親と共に拉致され、[[高井ケ岳]]の山塞に連れて行かれた。山塞を逃げ出し、義父母を救い出そうとするが、すでに義父母は[[木花姫命]]に助けられ帰宅しており、無事再会した。やがて義父母の間に[[玉春別]]という男の子が生まれた。富士咲は義父母の許しを得て真の父母を探すため家を出る。[[月の国]]、[[オノコロ島]]へと渡り、[[宇都山村]]の[[春助]]に子がいなかったため養子となる。<ref>この略歴は{{rm|33|20|昔語}}の玉治別の回顧歌による。</ref>
== 関係の深い人物 ==